大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・近代文学に於ける西洋音楽の受容について学ぶ。
・堀辰雄の文学と西洋音楽に関わる知識を身に付ける。
・対象を探究するためのテーマを設定する力を身に付ける。

【講義概要】
近代の多くの作家たちが作品創造のためばかりでなく、芸術を愛でるという意味合いにおいて、そして西洋を追体験するという目的をもって西洋音楽と交わりました。堀辰雄もその1人ですが、本講義では現存する堀の旧蔵レコードや手帖などの資料群から彼と彼の文学に迫ります。また、バッハやシューベルト、ドビュッシーなどの楽曲を、講師が所蔵する、堀が愛でた音楽たちと同じ音源のSPレコードを使用し、当時に製造された蓄音機で演奏します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/27(木) 堀辰雄のレコードコレクションと堀文学
第2回 2023/ 5/11(木) 堀辰雄文学の中の西洋音楽
第3回 2023/ 5/18(木) 蓄音機・SPレコードで出会う堀辰雄

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は6月1日(木)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	庄司 達也
肩書き	横浜市立大学教授
プロフィール	東京成徳大学教授を経て、2016年より現職。専門分野は日本近代文学。近年は、近代の作家たちが聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するレコード・コンサートなども企画している。主要な著作物に『芥川龍之介ハンドブック』(編著、鼎書房)、『薄田泣菫読本』(共編著、翰林書房)がある。