大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・朗読経験者の、さらなる成長を目指します。
・自分の朗読をさらに深めていくために、表現力の向上を目指します。

【講義概要】
テーマは、2021年度秋学期および2022年度春学期に引き続き「“東京”を読む/聴く」。
今回は水上滝太郎『山の手の子』(1911年発表)と、志賀直哉『小僧の神様』(1920年発表)を朗読します。『山の手の子』は、語り手である「私」の、幼い頃の家族や下町の人ーとの交流や別れを抒情的に綴った作品です。『小僧の神様』は、秤屋の小僧である仙吉と、「若い貴族院議員A」との一時の巡り合わせを描いた作品です。作品に描かれた“東京”の様子や、地名、時代背景等に注意して朗読しましょう。各作品の最終回には、講座内での朗読発表会を予定しています。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 7(金) 水上滝太郎「山の手の子」を読む／聴く1
第2回 2023/ 4/14(金) 水上滝太郎「山の手の子」を読む／聴く2
第3回 2023/ 4/21(金) 水上滝太郎「山の手の子」を読む／聴く3
第4回 2023/ 4/28(金) 水上滝太郎「山の手の子」を読む／聴く4
第5回 2023/ 5/12(金) 水上滝太郎「山の手の子」を読む／聴く5
第6回 2023/ 5/19(金) 水上滝太郎「山の手の子」を読む／聴く6
第7回 2023/ 5/26(金) 志賀直哉「小僧の神様」を読む／聴く1
第8回 2023/ 6/ 2(金) 志賀直哉「小僧の神様」を読む／聴く2
第9回 2023/ 6/ 9(金) 志賀直哉「小僧の神様」を読む／聴く3
第10回 2023/ 6/16(金) 志賀直哉「小僧の神様」を読む／聴く4

【ご受講に際して】
◆何らかの形で朗読を体験したことのある方を対象とします。腹式呼吸による発声が出来ることが望ましいです。
◆毎回、マスクを着用しての朗読を予定しています。
◆朗読する作品は講座内で配付します。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	内木 明子
肩書き	朗読家、早稲田大学・相模女子大学講師
プロフィール	1972年横浜生まれ。早大第一文学部卒業、同大大学院教育学研究科修士課程修了。幸田弘子氏に師事。大学生・社会人向け朗読講座や舞台での朗読を展開。2005・2017年永井荷風忌出演。2012年樋口一葉研究会出演。2013・2015・2017年文京区立森鷗外記念館出演。2017年江東区芭蕉記念館出演。