検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-05 / 文学 / 学内講座コード:110117

永井荷風『断腸亭日乗』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(金)~ 6月 2日(金)
講座回数
8回
時間
13:10~14:40
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・永井荷風の人と文学についてしっかり理解する。
・文学者の日記にはどういう問題があるか確認する。
・荷風のねれた文体をよく味わえるように配慮する。

【講義概要】
『断腸亭日乗』は、永井荷風が大正6年(1917)9月16日から、その死の前日の昭和34年(1959)4月29日まで記していた日記で、一人の文学者が大正・昭和の40年以上の期間書き続けたものとして、稀有な記録です。文学活動を続けながら、時代を見つめ、その思いを言葉にしたその世界は、日本近代文学の中で大きな意味を持っています。テキストの「上」に収録されている若き日の日記「西遊日誌抄」は、アメリカ・フランスに過ごした4年間の多感な日常がうかがえます。まず、「西遊日誌抄」を読んで荷風の世界に親しみ、その後『断腸亭日乗』を少しずつ読んでいきたいと思います。お手元に、2冊のテキストをご用意ください。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/ 7(金) 「西遊日誌抄」の世界
第2回 2023/ 4/14(金) 大正期の日記1
第3回 2023/ 4/21(金) 大正期の日記2
第4回 2023/ 4/28(金) 戦前の日記1
第5回 2023/ 5/12(金) 戦前の日記2
第6回 2023/ 5/19(金) 戦前の日記3
第7回 2023/ 5/26(金) 戦中の日記
第8回 2023/ 6/ 2(金) 戦後の日記

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は6月9日(金)を予定しています。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『摘録断腸亭日乗(上)』(岩波文庫)(ISBN:978ー4003104200)
『摘録断腸亭日乗(下)』(岩波文庫)(ISBN:978ー4003104217)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館理事長。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳ー歩く・見る・読む』(大修館書店)、『森鷗外 学芸の散歩者』(岩波新書)等。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.