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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-04-02 / 文学 / 学内講座コード:110105

『枕草子』を読む 類聚的章段・随想的章段

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 4日(火)~ 6月13日(火)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
34,155円
定員
30
その他
会員受講料: 29,700円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・『枕草子』の本文を読み味わうとともに、作品の本質について理解を深める。
・和歌文学との関係、平安時代の人ーの自然観・価値観などに関して知識を得る。

【講義概要】
『枕草子』は約三百段から成り、各段は内容や文体の違いから三種類に分類されています。今回の講座では、類聚的章段(「木の花は」「山は」「めでたきもの」など)と、随想的章段(「春は曙」など自然や人事に関する章段)の中から、主要章段を取り上げ、適宜和歌文学などとも比較しながら、詳しく読んでいきます。単に「作者の個人的な嗜好や価値観を思うままに記したもの」とは括れない、この作品のあり方を追究したいと思います。なお、2023年秋学期は日記的章段(宮仕えでの見聞を記した段)の中から中宮定子一族盛時の記事を、2024年春・秋学期は定子一族没落後の章段を扱い、今後二年間で『枕草子』の主要章段を読み終えたいと考えています。

備考

【ご受講に際して】
◆2017年春学期の同名講座と、ほぼ重なる内容です。
◆『枕草子』は各段が独立した性格を有する作品で、各段の配列も伝本により異なります。そのため、初段から順次読み進めるのではなく、内容的に近いものをグループ化して取り上げる予定です。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『新版 枕草子 上巻 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978ー4044026011)
『新版 枕草子 下巻 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978ー4044026028)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 田畑 千恵子
肩書き 元早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。専門分野は平安時代の散文(『枕草子』・日記文学)。早稲田大学及び複数の大学で学部生の指導を担当してきた。主要論文「枕草子『かへる年の二月二十余日』の段の位相」(『日本文学研究資料新集 四』有精堂)、「枕草子日記的章段の方法」(『中古文学』36号)など。
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