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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-16 / 宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:740414

キリストの顔―神の肖像はどのように生み出されたのか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月18日(水)~ 2月22日(水)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・キリスト教におけるイメージのあり方を理解する。
・宗教的イメージを「見る」多様なあり方を理解する。

【講義概要】
キリストの肖像といえば、誰しも何らかのイメージを思い浮かべることでしょう。しかし、その顔を描くことには多くの困難が伴いました。本講座では、キリスト教において神やキリストの御顔がいかなる意味を持つのかを問います。原罪を犯した人類にとって、神の御顔を観ることは現世には叶わず、死後に救済された魂だけが神を仰ぐ至福直感に達するとされます。失われた神の御顔の記憶と、来るべき対面の期待との間で、その面影を偲ぶよすがとなるのが、人間の肉に化身した子キリストの図像イメージです。しかしキリスト教の母胎であるユダヤ教では、偶像は否定すべきものでした。その禁忌を前に、キリストの肖像はいかに生成したのかを講じます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/18(水) 失われた顔を求めてーーキリストの肖像前史
第2回 2023/ 1/25(水) マンディリオン(聖顔布)伝説の構築とその表象ーー東方正教会における聖像論と「真の顔」
第3回 2023/ 2/ 1(水) 複製されるマンディリオンの神聖空間
第4回 2023/ 2/ 8(水) ラテラーノ宮殿の救世主の肖像ーーローマのアケイロポイエトス
第5回 2023/ 2/15(水) ヴェロニカ(聖顔布)伝説の構築とその表象ーー西方世界における「普遍的教会の象徴」?
第6回 2023/ 2/22(水) ヴェロニカ(聖顔布)伝説の構築とその表象ーー西方世界における「普遍的教会の象徴」?

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月1日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 水野 千依
肩書き 青山学院大学教授
プロフィール 博士(人間・環境、京都大学)。専門分野は、イタリア中世・ルネサンス美術史。京都造形芸術大学を経て現職。主著:『イメージの地層 ― ルネサンスの図像文化における奇跡・分身・予言』(名古屋大学出版会)、『キリストの顔 ― イメージ人類学序説』(筑摩選書)、『聖性の物質性』(三元社、共編著)など。訳書;G・ディディ=ユベルマン『残存するイメージ』(人文書院、共訳)、C・セヴェーリ『キマイラの原理』(白水社)など。
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