講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-12 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:340504
西洋中世哲学への招待 他の時代の哲学的諸問題を射程に入れた西洋中世哲学の諸問題
- 開催日
- 1月14日(土)~ 2月25日(土)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 20,493円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・キリスト教全盛期の西洋中世において「哲学」があったと言えるのかを考える。
・「哲学」がどういった問題を扱っているのかについて理解を深める。
・「哲学」「宗教」「倫理」といった領域がどのように区分されるのかを検討する。
【講義概要】
本講義では、西洋中世哲学、とりわけ、12世紀以来ヨーロッパに新設された大学において行なわれた哲学(スコラ哲学)において論じられた諸問題を、古代哲学や近現代の哲学において論じられるテーマを射程に入れながら紹介していく。そして、この時代の哲学においても、キリスト教信仰の教義や『聖書』そのものを根拠とすることなく、人間の理性的で合理的な議論としての哲学的な営みが厳然として存在していたことを、また、その議論がどのような仕組みになっているのかということを解説していく。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/14(土) 哲学と神学
第2回 2023/ 1/21(土) 心/魂の哲学
第3回 2023/ 1/28(土) 行為の哲学
第4回 2023/ 2/ 4(土) 知識の哲学
第5回 2023/ 2/18(土) 徳倫理学
第6回 2023/ 2/25(土) 神の存在証明
・キリスト教全盛期の西洋中世において「哲学」があったと言えるのかを考える。
・「哲学」がどういった問題を扱っているのかについて理解を深める。
・「哲学」「宗教」「倫理」といった領域がどのように区分されるのかを検討する。
【講義概要】
本講義では、西洋中世哲学、とりわけ、12世紀以来ヨーロッパに新設された大学において行なわれた哲学(スコラ哲学)において論じられた諸問題を、古代哲学や近現代の哲学において論じられるテーマを射程に入れながら紹介していく。そして、この時代の哲学においても、キリスト教信仰の教義や『聖書』そのものを根拠とすることなく、人間の理性的で合理的な議論としての哲学的な営みが厳然として存在していたことを、また、その議論がどのような仕組みになっているのかということを解説していく。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/14(土) 哲学と神学
第2回 2023/ 1/21(土) 心/魂の哲学
第3回 2023/ 1/28(土) 行為の哲学
第4回 2023/ 2/ 4(土) 知識の哲学
第5回 2023/ 2/18(土) 徳倫理学
第6回 2023/ 2/25(土) 神の存在証明
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、3月4日(土)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、3月4日(土)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 辻内 宣博 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学准教授 |
プロフィール | 博士(文学、京都大学)。専門分野は、西洋中世哲学(特に、スコラ哲学)。早稲田大学商学学術院准教授。早稲田大学大学院文学研究科兼担。慶應義塾大学文学部、東洋大学文学部にて非常勤講師。『世界哲学史4―中世II 個人の覚醒』(ちくま新書)「第7章 西洋中世哲学の総括としての唯名論」,『フランスの歴史を知るための50章』(明石書店)「第12章 神学 vs. 哲学―世界の永遠性をめぐる13世紀パリ大学での論争」,『西洋中世の正義論:哲学史的意味と現代的意義』(晃洋書房)「第10章 すべての徳の基底となる「法の正義」の在り方―トマス・アクィナスとジャン・ビュリダン」を担当。 |