講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340406
水墨画入門―奥深きモノクローム、驚きの表現世界
- 開催日
- 2月 1日(水)~ 3月 1日(水)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,246円
- 定員
- 36
- その他
- 会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
水墨画の特徴は「筆墨の文化」「書画の文化」という、東アジアで共有されていた文化的基盤を持っていたことです。江戸時代までは文字も図面も絵も、何をかくにも「筆と墨」でしたから、その感覚は人々にゆき渡っており、水墨画も素直に見ることができました。水墨画家も、プロフェッショナルからアマチュアまでの幅広い層があり、絵のクオリティも、高度な技で描き込まれたものから、席でさらさらと描かれた席画まで多彩なものでした。これが明治以降の「欧化」「近代化」のなかで失われてゆくのですが、パソコン・スマホ全盛の今、取り戻す価値があると思います。そんな立場から、「水墨画」と「筆墨の文化」の魅力をお伝えしたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 1(水) ひとめで分かる水墨画の魅力
第2回 2023/ 2/15(水) 水墨画略史:「筆」と「墨」の歴史
第3回 2023/ 3/ 1(水) 「筆墨」「書画」「水墨画」の現代性
水墨画の特徴は「筆墨の文化」「書画の文化」という、東アジアで共有されていた文化的基盤を持っていたことです。江戸時代までは文字も図面も絵も、何をかくにも「筆と墨」でしたから、その感覚は人々にゆき渡っており、水墨画も素直に見ることができました。水墨画家も、プロフェッショナルからアマチュアまでの幅広い層があり、絵のクオリティも、高度な技で描き込まれたものから、席でさらさらと描かれた席画まで多彩なものでした。これが明治以降の「欧化」「近代化」のなかで失われてゆくのですが、パソコン・スマホ全盛の今、取り戻す価値があると思います。そんな立場から、「水墨画」と「筆墨の文化」の魅力をお伝えしたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 1(水) ひとめで分かる水墨画の魅力
第2回 2023/ 2/15(水) 水墨画略史:「筆」と「墨」の歴史
第3回 2023/ 3/ 1(水) 「筆墨」「書画」「水墨画」の現代性
備考
【ご受講に際して】
定員変更24→36(2022/11/16)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
定員変更24→36(2022/11/16)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 島尾 新 |
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肩書き | 学習院大学教授 |
プロフィール | 1953年、東京生まれ。東京大学大学院美術史学専門課修士課程修了。東京文化財研究所広領域研究室長、多摩美術大学教授を経て、2012年から学習院大学教授。専門は雪舟・詩画軸や座敷飾を中心とした室町時代の美術だが、広くは中国・朝鮮を含めて現代までの水墨画を研究。ここ二十年ほどは、画家との交流や研究会を通じて、水墨画の復興と普及にもつとめている。『雪舟の「山水長巻」』(小学館、2001年)、『すぐわかる水墨画の見方』(東京美術、2005年)。『もっと知りたい雪舟』(東京美術、2010年)、『水墨画入門』(岩波新書、2018年)、『画聖雪舟の素顔』(朝日新書、2022年)がある。 |