講座詳細情報
申し込み締切日:2023-01-11 / 日本史 / 学内講座コード:340206
『平家物語』と仏教 怨霊の鎮魂と女人救済
- 開催日
- 1月13日(金)~ 2月 3日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,662円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 11,880円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
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講座詳細
【目標】
・『平家物語』の成立過程と仏教思想との関わりを知る。
・『平家物語』における女性と仏教の関係を考える
【講義概要】
平安京を都とした桓武天皇は、平安京の鬼門(東北)の地を最澄に与え、比叡山延暦寺を建立しました。最澄は天台宗を日本にもたらした高僧ですが、天台宗は『法華経』を基本経典とします。以後、法華経は平安時代をつうじて貴族社会に浸透し、延暦寺は朝廷を守護する寺院として国家的な性格を強めます。そして平安末期の王朝社会の激変のなかで、『平家物語』は延暦寺周辺で作られました。講義では、法華経と怨霊鎮魂、および女人救済思想との関連について考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/13(金) 怨霊鎮魂と法華経信仰
第2回 2023/ 1/20(金) 女人往生と法華経信仰
第3回 2023/ 1/27(金) 往生伝の思想
第4回 2023/ 2/ 3(金) 悪人救済と女人救済
・『平家物語』の成立過程と仏教思想との関わりを知る。
・『平家物語』における女性と仏教の関係を考える
【講義概要】
平安京を都とした桓武天皇は、平安京の鬼門(東北)の地を最澄に与え、比叡山延暦寺を建立しました。最澄は天台宗を日本にもたらした高僧ですが、天台宗は『法華経』を基本経典とします。以後、法華経は平安時代をつうじて貴族社会に浸透し、延暦寺は朝廷を守護する寺院として国家的な性格を強めます。そして平安末期の王朝社会の激変のなかで、『平家物語』は延暦寺周辺で作られました。講義では、法華経と怨霊鎮魂、および女人救済思想との関連について考えます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/13(金) 怨霊鎮魂と法華経信仰
第2回 2023/ 1/20(金) 女人往生と法華経信仰
第3回 2023/ 1/27(金) 往生伝の思想
第4回 2023/ 2/ 3(金) 悪人救済と女人救済
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、2月10日(金)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、2月10日(金)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 兵藤 裕己 |
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肩書き | 学習院大学名誉教授 |
プロフィール | 1984年東京大学大学院修了。文学博士。埼玉大学、成城大学を経て、学習院大学。現在名誉教授。『平家物語の読み方』ちくま学芸文庫、『琵琶法師』岩波新書、『王権と物語』岩波現代文庫、『後醍醐天皇』岩波新書、『太平記〈よみ〉の可能性』講談社学術文庫、『物語の近代』岩波書店、『声の国民国家』講談社学術文庫、『太平記 全6冊』岩波文庫、ほか。 |
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