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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-09 / その他教養 / 学内講座コード:140714

犯罪学の歴史 犯罪原因論から環境犯罪学へ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月11日(水)~ 2月15日(水)
講座回数
6回
時間
14:45~16:15
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
20,493円
定員
30
その他
会員受講料: 17,820円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・犯罪学はどのように誕生してきたか
・犯罪原因論は、なぜ長きにわたって犯罪学を支配したのか
・1970年代なぜ犯罪原因論は衰退したのか
・現代において、環境犯罪学が有力であるのはなぜか
・今後、犯罪学はどこに向かうのか

【講義概要】
古代や中世の人々もなぜ犯罪が発生するのか関心をもってきた。そして18世紀から19世紀にかけて犯罪原因を分析し、犯罪者への刑罰の在り方を考えるようになったのが犯罪学の誕生である。そこで、犯罪原因を探求し、刑務所で犯罪者を処遇して再犯を防ぐ方法が普及した。ところが、この考え方に対して1970年代に懐疑論が生まれた。刑務所で処遇を行っても再犯を予防できなかったのである。これに代わったのが環境犯罪学である。つまり犯罪は機会があるから発生するという犯罪機会論を展開し、多くの実務に採用され、近年ではこれに基づく犯罪予測の試みもみられる。講義では、犯罪学の大きな歴史的流れを概観し犯罪学の将来を考える。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/11(水) 犯罪学の誕生前夜と古典学派
第2回 2023/ 1/18(水) ロンブローゾ「生来的犯罪者説」の衝撃~「犯罪者は生まれながらの犯罪者である」
第3回 2023/ 1/25(水) 生物学的犯罪原因論「犯罪者は異常である」
第4回 2023/ 2/ 1(水) 社会学的犯罪原因論「犯罪者は社会の犠牲者である」
第5回 2023/ 2/ 8(水) 刑務所は機能不全と新たな犯罪学の模索
第6回 2023/ 2/15(水) 環境犯罪学の誕生~「犯罪は機会が無ければ発生しない」

備考

【ご受講に際して】
◆『ビギナーズ犯罪学?第2版』守山 正・小林寿一編著(成文堂 978-4792352943)を参考図書としてお読みいただけると、より理解が深まります。
◆休講が発生した場合の補講日は2月22日(水)、3月1日(水)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 守山 正
肩書き 拓殖大学名誉教授
プロフィール 早稲田大学大学院法学研究科博士課程、拓殖大学政経学部教授を経て現職。国内では早稲田大学、慶応義塾大学、東京大学などの非常勤講師、海外ではケンブリッジ大学犯罪学研究所客員研究員、国連ローマ犯罪司法研究所(UNICRI)客員教授を歴任。イギリス犯罪学、環境犯罪学が専門。著書に『犯罪学への招待』(日本評論社、1999年)、『イギリス犯罪学研究I、II』(成文堂、2011年、2017年)、編著に『ビギナーズ犯罪学第2版』(成文堂、2020年)、『ストーキングの現状と対策』(成文堂,2019年)、『犯罪予測~AIによる分析』(成文堂、2022年)、訳書にM.フェルソン著『日常生活の犯罪学』(日本評論社、2005年)、『犯罪分析~ステップ60』(成文堂、2015年)などがある。
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