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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-11-08 / その他教養 / 学内講座コード:730708

経済学、歴史学、人類学の金融をめぐる対話―「貸す」、「託す」、「返さない」の交錯

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月10日(木)~12月 8日(木)
講座回数
5回
時間
19:00~20:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・経済学、歴史学、人類学を尊重しながら楽しく金融史を学ぶ。
・金融史における「貸す」と「託す/委ねる」の潮流を探る。
・借金を「返す」、「返さない」の意味を考え直す。

【講義概要】
金融というと、借り手から利子と担保をとって「貸す」ことを思い浮かべます。しかし、歴史を振り返ると、借り手を信頼して資金を「託す・委ねる」タイプの金融の潮流を見出すことができます。本講義では、経済学、歴史学、人類学の英知を総動員させながら、「担保からの信用」と「信頼からの信用」の系譜を探っていこうと思っています。特に、「信頼からの信用」から非常に豊かな人類の営みが生まれてきたことを明らかにします。利他的とみられる贈与、さまざまなパートナーシップ、株式会社などの法人、ひいては国家財政も、「信頼からの信用」の産物なのです。古代から現代までの金融史を、まったく新しい視点で楽しんでください。

【各回の講義予定】
第1回 2022/11/10(木) 妻が夫に嫁資を「託す」とは?:「信頼からの信用」の原型
第2回 2022/11/17(木) なぜ、諸宗教は徴利を禁じたのか?:信頼欠如としての利息
第3回 2022/11/24(木) 「信頼からの信用」のさまざまな形
第4回 2022/12/ 1(木) 「誰も返さない借金」の発生:「信頼からの信用」の負の側面
第5回 2022/12/ 8(木) 「担保からの信用」と「信頼からの信用」の2系譜を振り返って

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月15日(木)を予定しております。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆可能でしたらZoomマイク機能をご準備いただき、ビデオはオンにしていただくことを推奨いたします。(音声や映像はオフの状態でも参加できます。)
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 齊藤 誠
肩書き 名古屋大学教授
プロフィール 名古屋市生まれ。Ph.D.(MIT)。専門分野はマクロ経済学。著作に、『Strong Money Demand in Financing War and Peace: The Cases of Wartime and Contemporary Japan』(2021年)、『教養としてのグローバル経済』(2021年)、『危機の領域』(2018年)、『震災復興の政治経済学』(15年)、『原発危機の経済学』(11年、石橋湛山賞)、『資産価格とマクロ経済』(07年、エコノミスト賞)、『金融技術の考え方・使い方』(00年、日経経済図書文化賞)など。
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