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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-11-10 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:730521

ブルシット・ジョブとエッセンシャル・ワーク 何が世界を動かしているか

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月12日(土)~12月 3日(土)
講座回数
3回
時間
13:00~16:30 ※途中30分間の休憩をはさみます。
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)とはなにかを具体的・理論的に理解する、。
・ブルシット・ジョブとの対照でエッセンシャル・ワークとはなにかを理解し、さらに「仕事」「労働」そのものの本質へのひとつの知見を獲得する。
・ブルシット・ジョブを増殖させている現代社会とはどのような社会であるのかを深く考察する。

【講義概要】
人類学者デヴィッド・グレーバーは、現代世界を「ブルシット・ジョブ」の時代、すなわち「なんの意味もなく、やっている当人すら無意味だと感じている」仕事がひたすら増殖している奇異なる時代だと規定して、世界的に多大なる反響を呼んだ。うすうすだれもが感じていたが、だれもいわなかった現代世界の本質を「ブルシット・ジョブ」という概念はつかんだのである。本講義では、一筋縄では理解しがたい「ブルシット・ジョブ」とその増殖する不条理な現代世界を、仕事とは、労働とはなにか、さらには経済とはなにかという問いを人類史に大きく視野を広げて投げかけながら、巨大な転換期を迎えている現代世界に切り込んでいきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/11/12(土) (1)「寅さん」の仕事はなぜブルシット・ジョブではないのか?——ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)基礎論 (2)ブルシット・ジョブの心理学??なぜブルシット・ジョブは苦しいのか?
第2回 2022/11/26(土) (1)ネオリベラリズムはなぜ無意味な仕事とお役所仕事を増殖させるのか?——ブルシット・ジョブと官僚制 (2)ブルシット・ジョブとエッセンシャル・ワーク——「エッセンシャル・ワークの逆説」を考える
第3回 2022/12/ 3(土) (1)「プライス」のある価値と「プライスレス」な価値——労働、ケア、資本主義?(2)ブルシット・ジョブのない世界

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月10日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。?
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)?
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 酒井 隆史
肩書き 大阪公立大学教授
プロフィール 主要著作に、『自由論』(青土社、2001年)、『暴力の哲学』(河出文庫、2016年)、『通天閣???新・日本資本主義発達史』(青土社、2011年)。訳書には、ピエール・クラストル『国家をもたぬよう社会は務めてきた』(洛北出版)デヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』(岩波書店、共訳)、『官僚制のユートピア??』(以文社)、『負債論』以文社(監訳)、マイク・デイヴィス『スラムの惑星』明石書店(監訳)など。
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