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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-28 / 芸術・文化 / 学内講座コード:730416

世阿弥を読む―世阿弥の芸談『申楽談儀』

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月30日(金)~12月16日(金)
講座回数
10回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・能楽を深く理解するために、能の大成者・世阿弥(1363~?)の能楽論を読み進めます。
・世阿弥の芸談『世子六十以後申楽談儀』を通読します。
・世阿弥の言葉から、室町時代の能のあり方を知ると共に、現代の能にも通じる世阿弥の思想を深く理解することを目指します。
・毎回プリントを配布し、それをテキストとして読み進めます。

【講義概要】
『申楽談儀』は、能の大成者であった世阿弥の息男・七郎元能による、世阿弥の芸談の筆録です。本書は世阿弥に深く影響を与えた先人たちの芸風と批判、能の演技の基本、謡の本質について、能の作者について、そのほか全31ヶ条からなります。隠居の身ながら後進の指導に余念のなかった世阿弥が説いた能芸の真髄です。世阿弥に直接会って聞くかのような迫真力に満ちた一書です。世阿弥のその他の著作にはない、豊かな具体性を備えているのが本書の魅力です。今回は前回からの続きで、能の物まね論と謡についての論を中心に、具体的な作品に即して論じます。いずれも現代の能・謡のあり方に通じる点が少なくない魅力的な芸論です。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/30(金) 前回までのふりかえり
第2回 2022/10/ 7(金) 第三条よろづの物まねは心根
第3回 2022/10/21(金) 第四条どつと云ふ位・第五条声の事
第4回 2022/10/28(金) 第六条音曲のこと・第七条祝言は呂の声にて謡ひ出だすべし
第5回 2022/11/11(金) 第八条曲舞と小歌の変り目
第6回 2022/11/18(金) 第九条ただかかり也・第十条文字訛り節訛り
第7回 2022/11/25(金) 第十一条拍子の詰め開き・第十二条心根を知る
第8回 2022/12/ 2(金) 第十二条心根を知る(承前)
第9回 2022/12/ 9(金) 第十二条心根を知る(承前)・第十三条位の事
第10回 2022/12/16(金) まとめ

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月23日(金)を予定しております。
◆毎回プリントを配布し、それを教材とします。プリント入手の方法は下記の「オンラインでのご受講にあたって」をご覧下さい。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。?
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)?
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 竹本 幹夫
肩書き 早稲田大学演劇博物館顧問、早稲田大学名誉教授
プロフィール 博士(文学)。専門は日本中世文学、とくに能。1980年より実践女子大学文学部専任講師、後助教授。1987年より早稲田大学文学部助教授のち教授(~2019)。2004年、同大演劇博物館館長(~2012)。2019年より早稲田大学名誉教授。主著に『観阿弥・世阿弥時代の能楽』(明治書院1999)、『風姿花伝・三道』(角川書店2009)他。
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