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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-26 / 芸術・文化 / 学内講座コード:730415

人の姿をあらわす―日本の肖像彫刻の歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(水)~12月14日(水)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・人の姿を日本ではどのように立体造形としてあらわしていたかを広い視野から理解する。
・奈良時代から鎌倉時代にかけての主要な肖像彫刻遺品を追うことで、肖像彫刻の理解を深める。
・肖像彫刻がどのような目的で造られ、どのような機能を持っていたかを知ることで、肖像彫刻鑑賞の理解を深める。

【講義概要】
日本では、奈良時代頃から中国の影響を受けて本格的な肖像彫刻の制作が行われてくる。ただし、平安時代頃までは遺品の数が少なく、肖像彫刻制作が盛んになってくるのは、鎌倉時代になってからのようである。こうした制作事情の背景には、東アジアの文化交流の問題、あるいは肖像彫刻の制作目的、さらには肖像彫刻の機能といった問題が横たわっている。この講座では、先の肖像彫刻の制作の背景にある諸問題を意識しながら、日本で肖像彫刻がどのように表現されいったのかを、造形性に優れた遺品の多い奈良時代から鎌倉時代頃までの主要遺品を通しながら考えていきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 唐招提寺乾漆鑑真像と奈良時代の肖像彫刻
第2回 2022/10/ 5(水) 滋賀・園城寺の二体の円珍像:平安時代の肖像彫刻の特性
第3回 2022/11/16(水) 東大寺重源像と鎌倉初期の肖像彫刻
第4回 2022/11/30(水) 六波羅蜜寺空也上人像:鎌倉初期の再現的な肖像彫刻の写実性
第5回 2022/12/ 7(水) 西大寺叡尊像:肖像彫刻の機能を考える
第6回 2022/12/14(水) 頂相彫刻の世界

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月21日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。【会員】授業動画の視聴方法(会員向け) 【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 根立 研介
肩書き 京都大学名誉教授、公益財団法人美術院理事長
プロフィール 文化庁文化財調査官なども経験し、各地の文化財を調査する。専門は、日本彫刻史。特に仏像制作者である仏師研究や肖像彫刻研究などに成果を挙げる。著書に『日本中世肖像彫刻史研究』などがある。また、『日本彫刻史基礎資料集成 鎌倉時代造像銘記篇』の編纂などにも関わり、日本彫刻史の基礎資料集の刊行にも尽力している。
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