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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-28 / 日本史:芸術・文化 / 学内講座コード:330212

映画で見る日中戦争―李香蘭は何を演じたのか 満洲国が創り出した「中国人女優」の実像と虚像

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月30日(金)~10月28日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・満洲事変、旧満洲国、上海租界、戦後GHQ占領期、冷戦期の歴史と文化を映画を通じて学びます。
・戦時下におけるプロパガンダとインテリジェンス(情報戦略)、検閲研究の観点から、映画を解読します。
・日本人の両親のもとに生まれ育ちながら、親日派の中国人女優・李香蘭として売り出された女優の半生から、戦争と映画について考察します。

【講義概要】
1932年に建国された旧満洲国では、映画を大衆プロパガンダに重要なメディアと見なし、多くの人材と資金が投入された。その満洲映画協会が世に送り出したのが、李香蘭である。日本人の両親のもとに生まれ育ちながら親日派の中国人女優として売り出された彼女の数奇な運命は、ミュージカルなどでも知られる。が、そこには、フィクションが多い。本講義は一次資料や映像を適宜用い、神話化された女優の実像を探り、20世紀の戦争と映画の一側面を解き明かしたい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/30(金) 満洲映画協会の成り立ちと李香蘭誕生秘話
第2回 2022/10/ 7(金) 「大陸三部作」とは何か?
第3回 2022/10/14(金) 『支那の夜』の衝撃
第4回 2022/10/21(金) 『暁の脱走』の苦難の道のり
第5回 2022/10/28(金) ハリウッド女優シャーリー・ヤマグチ

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 川崎 賢子
肩書き 清華大学日本研究センター客員研究員
プロフィール 専門は日本近代文学・文化・映画・演劇。主著に『もう一人の彼女 李香蘭 / 山口淑子 / シャーリー・ヤマグチ』(岩波書店、2019)『彼等の昭和 長谷川海太郎・?二郎・濬・四郎』(白水社、1994年)、『尾崎翠 砂丘の彼方へ』(岩波書店、2010年)、『宝塚百年を越えて 植田紳爾に聞く』(国書刊行会、2014年)、『宝塚 変容を続ける「日本モダニズム」』(岩波現代文庫、2022年)など。
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