講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-28 / 世界史 / 学内講座コード:230303
モンゴル帝国から現代中国へ
- 開催日
- 9月30日(金)~11月11日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 50
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・現代中国の少数民族問題の由来を、その根源に遡って知る。
・大清帝国の領土は今の中華人民共和国よりも大きかった。
・元朝はモンゴル帝国の一部でしかないことを理解する。
【講義概要】
現代中国の自治区である新疆とチベットと内モンゴルは、もともと漢字を使わず、固有の文字と言葉を持っていた。その土地が中国と見なされるようになるのは、20世紀に「中国」という国家が誕生したあとである。1912年に中華民国に禅譲した清朝は、1636年に万里の長城の北側で建国され、支配層は満洲人で、漢人・モンゴル人・チベット人・イスラム教徒という、言葉も宗教も異なる五族の同君連合帝国だった。その清朝の国家形態は、13世紀のモンゴル帝国を継承したものである。本講座では、モンゴル帝国時代にまで遡り、現代中国の領域で、どのような歴史が紡がれてきたかを明らかにする。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/30(金) モンゴル帝国の伝統
第2回 2022/10/ 7(金) モンゴル帝国崩壊後の東アジア:北元と明の南北朝時代
第3回 2022/10/14(金) 清朝の建国とロシアのシベリア進出
第4回 2022/10/21(金) 清の好敵手だった最後の遊牧帝国ジューンガル
第5回 2022/10/28(金) 大清帝国の藩部(モンゴル・チベット・新疆)統治
第6回 2022/11/11(金) 中華民国から中華人民共和国へ
・現代中国の少数民族問題の由来を、その根源に遡って知る。
・大清帝国の領土は今の中華人民共和国よりも大きかった。
・元朝はモンゴル帝国の一部でしかないことを理解する。
【講義概要】
現代中国の自治区である新疆とチベットと内モンゴルは、もともと漢字を使わず、固有の文字と言葉を持っていた。その土地が中国と見なされるようになるのは、20世紀に「中国」という国家が誕生したあとである。1912年に中華民国に禅譲した清朝は、1636年に万里の長城の北側で建国され、支配層は満洲人で、漢人・モンゴル人・チベット人・イスラム教徒という、言葉も宗教も異なる五族の同君連合帝国だった。その清朝の国家形態は、13世紀のモンゴル帝国を継承したものである。本講座では、モンゴル帝国時代にまで遡り、現代中国の領域で、どのような歴史が紡がれてきたかを明らかにする。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/30(金) モンゴル帝国の伝統
第2回 2022/10/ 7(金) モンゴル帝国崩壊後の東アジア:北元と明の南北朝時代
第3回 2022/10/14(金) 清朝の建国とロシアのシベリア進出
第4回 2022/10/21(金) 清の好敵手だった最後の遊牧帝国ジューンガル
第5回 2022/10/28(金) 大清帝国の藩部(モンゴル・チベット・新疆)統治
第6回 2022/11/11(金) 中華民国から中華人民共和国へ
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 宮脇 淳子 |
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肩書き | 歴史学者、公益財団法人東洋文庫研究員 |
プロフィール | 1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。専攻は東洋史。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学等の非常勤講師を歴任。著書に『モンゴルの歴史』『どの教科書にも書かれていない日本人のための世界史』『満洲国から見た近現代史の真実』『中国・韓国の正体』ほか多数。 |