講座詳細情報
申し込み締切日:2022-11-05 / 世界史 / 学内講座コード:230302
儒教を通して知る中国と東アジア・日本 思想や社会の異同を考察する
- 開催日
- 11月 7日(月)~12月19日(月)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・古代中国で成立した儒教思想は、前近代の長い期間に亘って、中国のみならず、日本や朝鮮・韓国、ヴェトナムなど、東アジアの諸地域に多大な影響を与え、仏教とともに、一種の普遍思想のような役割を果たすと同時に、共通の知的枠組を提供しました。こうした儒教思想の内容や特徴、その歴史を概説した上で、歴史的な推移も踏まえて、いわゆる東アジア文化圏の共通性や普遍性、逆に国や地域による個別性や特殊性について、比較の視点をも加味しながら、総合的・包括的に考察を加えます。
【講義概要】
現在、東アジア地域は、国際的に見ても、最も重要な地域圏の一つとなるに至っています。なかでも中国は、歴史的に見ても、日本との深く、特別な繋がりを有している上に、同時代的にも様々な局面において世界の動向を左右する存在として、その台頭には著しいものがあります。
本講義では、現在の東アジア情勢や近現代の中国を理解するためにも、その淵源に遡って、歴史的な経緯を踏まえながら、取り分け、伝統中国の政治社会を主導した儒教思想に焦点を当てて、その後の日本や韓国・朝鮮などにおける受容の様態、中国儒教との差異や異同について、比較の視点も加味しながら、考察を加えます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/11/ 7(月) 「儒教」とは何か?
第2回 2022/11/14(月) 儒教の歴史
第3回 2022/11/28(月) 朱子学と陽明学
第4回 2022/12/ 5(月) 日本儒教の歴史
第5回 2022/12/12(月) 東アジアの近世――中国と日本、思想と社会の異同を中心として(1)
第6回 2022/12/19(月) 東アジアの近世――中国と日本、思想と社会の異同を中心として(2)
・古代中国で成立した儒教思想は、前近代の長い期間に亘って、中国のみならず、日本や朝鮮・韓国、ヴェトナムなど、東アジアの諸地域に多大な影響を与え、仏教とともに、一種の普遍思想のような役割を果たすと同時に、共通の知的枠組を提供しました。こうした儒教思想の内容や特徴、その歴史を概説した上で、歴史的な推移も踏まえて、いわゆる東アジア文化圏の共通性や普遍性、逆に国や地域による個別性や特殊性について、比較の視点をも加味しながら、総合的・包括的に考察を加えます。
【講義概要】
現在、東アジア地域は、国際的に見ても、最も重要な地域圏の一つとなるに至っています。なかでも中国は、歴史的に見ても、日本との深く、特別な繋がりを有している上に、同時代的にも様々な局面において世界の動向を左右する存在として、その台頭には著しいものがあります。
本講義では、現在の東アジア情勢や近現代の中国を理解するためにも、その淵源に遡って、歴史的な経緯を踏まえながら、取り分け、伝統中国の政治社会を主導した儒教思想に焦点を当てて、その後の日本や韓国・朝鮮などにおける受容の様態、中国儒教との差異や異同について、比較の視点も加味しながら、考察を加えます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/11/ 7(月) 「儒教」とは何か?
第2回 2022/11/14(月) 儒教の歴史
第3回 2022/11/28(月) 朱子学と陽明学
第4回 2022/12/ 5(月) 日本儒教の歴史
第5回 2022/12/12(月) 東アジアの近世――中国と日本、思想と社会の異同を中心として(1)
第6回 2022/12/19(月) 東アジアの近世――中国と日本、思想と社会の異同を中心として(2)
備考
【備考】
・講師都合により11/21は休講になりました。補講は12/19に行います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
・講師都合により11/21は休講になりました。補講は12/19に行います。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 伊東 貴之 |
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肩書き | 国際日本文化研究センター、総合研究大学院大学教授 |
プロフィール | 国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授、博士(文学)。専門は中国近世思想史・東アジア比較文化交渉史。著書『思想としての中国近世』(東京大学出版会)、編著『「心身 / 身心」と環境の哲学―東アジアの伝統思想を媒介に考える』(汲古書院)、『治乱のヒストリア―華夷・正統・勢』(法政大学出版局)、『東アジアの王権と秩序―思想・宗教・儀礼を中心として』(汲古書院)など。 |