講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-26 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130513
最も重要な仏典を読む 平安前中期
- 開催日
- 9月28日(水)~12月 7日(水)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・平安時代の前期から中期に登場した仏典をとりあげます。
・この時期は日本仏教の方向性がほぼ確定し、日本独特の仏教観が登場してきました。
・可能な限り、難読の漢訳ではなく、わかりやすい現代語訳を選び、内容を丁寧に解説します。
【講義概要】
平安時代の前期から中期(9-11世紀)に、日本仏教の方向性はほぼ確定しました。インドで誕生し、朝鮮半島や中国を経由して、6世紀にもたらされた仏教が、ようやく日本人の精神世界に定着し、ついで日本独特の展開を遂げ始めたのです。この時期になると、それまで支配階層に限定されていた仏教信仰が、少しずつ民衆にも広がってきました。そこで今回は庶民信仰にも注目し、当時の人々が仏教に何を求めたのか、考察します。そこには悟りや解脱という仏教本来の目的とは異なる、しかし切実な願いが読み取れます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 空海『性霊集』(1)
第2回 2022/10/ 5(水) 空海『性霊集』(2)
第3回 2022/10/12(水) 最澄『願文』・『山家学生式』
第4回 2022/10/19(水) 安然『斟定草木成仏私記』
第5回 2022/10/26(水) 『日本霊異記』(1)
第6回 2022/11/ 2(水) 『日本霊異記』(2)
第7回 2022/11/ 9(水) 『大日本法華経験記』(1)
第8回 2022/11/16(水) 『大日本法華経験記』(2)
第9回 2022/11/30(水) 『日本往生極楽記』
第10回 2022/12/ 7(水) 『本朝神仙伝』
・平安時代の前期から中期に登場した仏典をとりあげます。
・この時期は日本仏教の方向性がほぼ確定し、日本独特の仏教観が登場してきました。
・可能な限り、難読の漢訳ではなく、わかりやすい現代語訳を選び、内容を丁寧に解説します。
【講義概要】
平安時代の前期から中期(9-11世紀)に、日本仏教の方向性はほぼ確定しました。インドで誕生し、朝鮮半島や中国を経由して、6世紀にもたらされた仏教が、ようやく日本人の精神世界に定着し、ついで日本独特の展開を遂げ始めたのです。この時期になると、それまで支配階層に限定されていた仏教信仰が、少しずつ民衆にも広がってきました。そこで今回は庶民信仰にも注目し、当時の人々が仏教に何を求めたのか、考察します。そこには悟りや解脱という仏教本来の目的とは異なる、しかし切実な願いが読み取れます。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 空海『性霊集』(1)
第2回 2022/10/ 5(水) 空海『性霊集』(2)
第3回 2022/10/12(水) 最澄『願文』・『山家学生式』
第4回 2022/10/19(水) 安然『斟定草木成仏私記』
第5回 2022/10/26(水) 『日本霊異記』(1)
第6回 2022/11/ 2(水) 『日本霊異記』(2)
第7回 2022/11/ 9(水) 『大日本法華経験記』(1)
第8回 2022/11/16(水) 『大日本法華経験記』(2)
第9回 2022/11/30(水) 『日本往生極楽記』
第10回 2022/12/ 7(水) 『本朝神仙伝』
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は12月14日、12月21日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は12月14日、12月21日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 正木 晃 |
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肩書き | 宗教学者 |
プロフィール | 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。 |