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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-26 / 芸術・文化 / 学内講座コード:130429

イタリア・ルネサンス美術 ルネサンス、画家たちの挑戦

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(水)~10月26日(水)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・15,16世紀(ルネサンス)は「競争」原理を原動力として展開、進展してきたと言っても過言ではない。そのことを具体的な作品を通じて理解すること。
・この時代の巨匠達がいかに熾烈な競争にさらされていたかを理解すること。
・絵画作品に込められた複雑な意味、あるいは意図を理解する。

【講義概要】
15世紀以前、画家や彫刻家の社会的な地位は「職人」であり、「手」を使う仕事として「頭」を使う「学問」と区別し、一段低く見られていました。ところが15世紀になって、例えば「絵画」は遠近法という「技術」を取り入れることで「手」の仕事から「数学」という「頭」を使う学問と結び付けられ、その結果「絵画」の社会的な地位は上がりました。特に「絵画」と「彫刻」はどちらがより優れた表現芸術であるかとの議論は、宮廷人にとって人気の議論であり、画家はこの議論に挑戦します。さらに画家は「詩」にも挑戦し、また古代の名画(すでに遺失)にも挑戦するのです。この講義では、こうした画家達の苦心と巧みな技を解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/28(水) 諸芸術優劣比較論争(パラゴーネ)の解説と、初期ルネサンスにおける「絵画」と「彫刻」
第2回 2022/10/ 5(水) レオナルド・ダ・ヴィンチと諸芸術比較論争
第3回 2022/10/12(水) ジョルジョーネとペトラルキズモ
第4回 2022/10/19(水) ティツィアーノの「彫刻」への挑戦
第5回 2022/10/26(水) ティツィアーノと「古代」

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、イタリア・ルネサンス美術に関して、かなり専門的な解説を行います。毎回の内容が相当に詰まっているために、丁寧な解説をしていると、1回の講義で終わらず、当初の予定どおりの展開にならないかもしれませんが、実はよく理解していただければ予定された情報は伝えています。
◆受講に際しては、相当に専門的であるということを留意願います。そのため、有名なルネサンス絵画を眺めて楽しむということにはなりません。この点もご留意ください。
◆休講が発生した場合の補講日は11月2日(水)を予定しています。
◆2021年度冬学期の同名講座の継続講座で2021年冬学期からの継続生優先となる講座です。継続受講者が定員に満たない場合は、それ以外の方もお申し込みいただけます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 髙橋 朋子
肩書き 学習院女子大学講師
プロフィール 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。早稲田大学、学習院大学、埼玉大学、他で非常勤講師を務めた。現在は学習院女子大学で「イタリア文化論」を担当する。主要著書に『ウェヌス―豊穣からエロスへ―』(悠書館)、主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)がある。
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