検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-09-29 / 文学 / 学内講座コード:130104

漱石文学の世界

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 1日(土)~11月26日(土)
講座回数
8回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
30
その他
ビジター価格 27,324円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・漱石の魅力をさまざまな角度から明らかにしていきます。
・漱石と関連する文学者にも幅広く眼を注ぎ、漱石を立体的に考えます。

【講義概要】
漱石の生涯をたどってきたこの講座も、今回で「明暗」までたどり着くことになりました。この秋学期で扱うのは、大正4年と5年の漱石の歩みです。「硝子戸の中」を連載し、京都に旅行、そのあと「道草」を執筆します。そして、翌年に最後の未完の小説「明暗」が生まれます。そうした2年間で、漱石の意識はどう深まったのでしょうか。この3つの作品を丹念に読み込むことを通して、この問題を考えます。手元に、全集や文庫本を置いて、作品にアプローチすることを心がけていただけるとありがたく存じます。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)

【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 「硝子戸の中」を書きながら
第2回 2022/10/ 8(土) 「硝子戸の中」―過去と現在の交錯
第3回 2022/10/15(土) 『道草』―創作家の起源としての〈出産〉―
第4回 2022/10/22(土) 『道草』に書かれていること
第5回 2022/10/29(土) 他者と他人はちがうのかー『道草』
第6回 2022/11/12(土) お延は「女性」だろうかー『明暗』
第7回 2022/11/19(土) 通俗小説としての『明暗』
第8回 2022/11/26(土) 『明暗』は「小説らしい小説」か

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月3日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中島 国彦
肩書き 早稲田大学名誉教授
プロフィール 1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館理事長。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳―歩く・見る・読む』(大修館書店)等。
名前 藤尾 健剛
肩書き 大東文化大学教授
プロフィール 1959年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。香川大学助教授をへて、現職。著書に、『夏目漱石の近代日本』(勉誠出版)、『川端康成 無常と美』(翰林書房)がある。
名前 松下 浩幸
肩書き 明治大学教授
プロフィール 専門分野は日本近現代文学。著書に『夏目漱石―Xなる人生』(NHK出版)、共著に『夏目漱石事典』(勉誠出版)、『異文化体験としての大都市―ロンドンそして東京』(風間書房)、『日本近代文学と〈家族〉の風景―戦後編』(明治大学リバティアカデミー)など。
名前 長島 裕子
肩書き 秀明大学客員教授
プロフィール 早稲田大学大学院修士課程修了。現在、秀明大学客員教授。専門分野は日本近代文学。著書に、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『文章の達人 家族への手紙4 夫より妻へ』(編著、ゆまに書房)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)がある。
名前 石原 千秋
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 1955年、東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士後期課程中退(文学修士)。東横学園女子短期大学助教授、成城大学教授を経て、現職。著書『漱石と三人の読者』(講談社現代新書)、『『こころ』で読みなおす漱石文学』(朝日文庫)、『漱石入門』(河出文庫)、 『漱石はどう読まれてきたか』(新潮選書)など。
名前 藤井 淑禎
肩書き 立教大学名誉教授
プロフィール 愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学卒業。立教大学大学院博士課程満期退学。専門は日本近代文学・文化。著書に、『清張 闘う作家』(ミネルヴァ書房)、『名作がくれた勇気』(平凡社)などがある。
名前 安藤 文人
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部、同大学院において英文学を専攻した後、比較文学に転じ、英国18世紀作家ロレンス・スターンが漱石の初期作品に与えた影響について研究を続けている。文学学術院において英語科目を担当。英語関係の著作に『アウトプットに必要な英文法』(研究社)他がある。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.