講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-29 / 文学 / 学内講座コード:130104
漱石文学の世界
- 開催日
- 10月 1日(土)~11月26日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・漱石の魅力をさまざまな角度から明らかにしていきます。
・漱石と関連する文学者にも幅広く眼を注ぎ、漱石を立体的に考えます。
【講義概要】
漱石の生涯をたどってきたこの講座も、今回で「明暗」までたどり着くことになりました。この秋学期で扱うのは、大正4年と5年の漱石の歩みです。「硝子戸の中」を連載し、京都に旅行、そのあと「道草」を執筆します。そして、翌年に最後の未完の小説「明暗」が生まれます。そうした2年間で、漱石の意識はどう深まったのでしょうか。この3つの作品を丹念に読み込むことを通して、この問題を考えます。手元に、全集や文庫本を置いて、作品にアプローチすることを心がけていただけるとありがたく存じます。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 「硝子戸の中」を書きながら
第2回 2022/10/ 8(土) 「硝子戸の中」―過去と現在の交錯
第3回 2022/10/15(土) 『道草』―創作家の起源としての〈出産〉―
第4回 2022/10/22(土) 『道草』に書かれていること
第5回 2022/10/29(土) 他者と他人はちがうのかー『道草』
第6回 2022/11/12(土) お延は「女性」だろうかー『明暗』
第7回 2022/11/19(土) 通俗小説としての『明暗』
第8回 2022/11/26(土) 『明暗』は「小説らしい小説」か
・漱石の魅力をさまざまな角度から明らかにしていきます。
・漱石と関連する文学者にも幅広く眼を注ぎ、漱石を立体的に考えます。
【講義概要】
漱石の生涯をたどってきたこの講座も、今回で「明暗」までたどり着くことになりました。この秋学期で扱うのは、大正4年と5年の漱石の歩みです。「硝子戸の中」を連載し、京都に旅行、そのあと「道草」を執筆します。そして、翌年に最後の未完の小説「明暗」が生まれます。そうした2年間で、漱石の意識はどう深まったのでしょうか。この3つの作品を丹念に読み込むことを通して、この問題を考えます。手元に、全集や文庫本を置いて、作品にアプローチすることを心がけていただけるとありがたく存じます。(企画・中島国彦 早稲田大学名誉教授)
【各回の講義予定】
第1回 2022/10/ 1(土) 「硝子戸の中」を書きながら
第2回 2022/10/ 8(土) 「硝子戸の中」―過去と現在の交錯
第3回 2022/10/15(土) 『道草』―創作家の起源としての〈出産〉―
第4回 2022/10/22(土) 『道草』に書かれていること
第5回 2022/10/29(土) 他者と他人はちがうのかー『道草』
第6回 2022/11/12(土) お延は「女性」だろうかー『明暗』
第7回 2022/11/19(土) 通俗小説としての『明暗』
第8回 2022/11/26(土) 『明暗』は「小説らしい小説」か
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月3日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は12月3日(土)を予定しています。
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合がございます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中島 国彦 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了、博士(文学)。公益財団法人日本近代文学館理事長。日本近代文学専攻。著書『近代文学にみる感受性』(筑摩書房)、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)、『漱石の地図帳―歩く・見る・読む』(大修館書店)等。 |
名前 | 藤尾 健剛 |
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肩書き | 大東文化大学教授 |
プロフィール | 1959年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科修士課程修了。香川大学助教授をへて、現職。著書に、『夏目漱石の近代日本』(勉誠出版)、『川端康成 無常と美』(翰林書房)がある。 |
名前 | 松下 浩幸 |
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肩書き | 明治大学教授 |
プロフィール | 専門分野は日本近現代文学。著書に『夏目漱石―Xなる人生』(NHK出版)、共著に『夏目漱石事典』(勉誠出版)、『異文化体験としての大都市―ロンドンそして東京』(風間書房)、『日本近代文学と〈家族〉の風景―戦後編』(明治大学リバティアカデミー)など。 |
名前 | 長島 裕子 |
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肩書き | 秀明大学客員教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院修士課程修了。現在、秀明大学客員教授。専門分野は日本近代文学。著書に、『夏目漱石の手紙』(共著、大修館書店)、『文章の達人 家族への手紙4 夫より妻へ』(編著、ゆまに書房)、『漱石の愛した絵はがき』(共編、岩波書店)がある。 |
名前 | 石原 千秋 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 1955年、東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士後期課程中退(文学修士)。東横学園女子短期大学助教授、成城大学教授を経て、現職。著書『漱石と三人の読者』(講談社現代新書)、『『こころ』で読みなおす漱石文学』(朝日文庫)、『漱石入門』(河出文庫)、 『漱石はどう読まれてきたか』(新潮選書)など。 |
名前 | 藤井 淑禎 |
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肩書き | 立教大学名誉教授 |
プロフィール | 愛知県豊橋市生まれ。慶應義塾大学卒業。立教大学大学院博士課程満期退学。専門は日本近代文学・文化。著書に、『清張 闘う作家』(ミネルヴァ書房)、『名作がくれた勇気』(平凡社)などがある。 |
名前 | 安藤 文人 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 岐阜県生まれ。早稲田大学第一文学部、同大学院において英文学を専攻した後、比較文学に転じ、英国18世紀作家ロレンス・スターンが漱石の初期作品に与えた影響について研究を続けている。文学学術院において英語科目を担当。英語関係の著作に『アウトプットに必要な英文法』(研究社)他がある。 |