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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-07-28 / 世界史 / 学内講座コード:720304

ウクライナ歴史文化財博物館の黄金宝物にみる「ケルトとスキタイ」 その文明交流と生命思想を学ぶ

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月30日(土)~ 8月27日(土)
講座回数
2回
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
5,940円
定員
30
その他
ビジター価格 6,831円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ヨーロッパの古層「ケルト文明」と「スキタイ文明」の接点と交流を、ウクライナ歴史文化財博物館蔵の黄金芸術のスタイルから、「祈りの生命思想」をキーワードに読み解く。
・即ち、ケルトの鉄器文明は、紀元前、西方から東欧に進出し、現ルーマニアを経由して、黒海沿岸に到達した。一方、黒海北岸の草原地帯からは、スキタイ人がヨーロッパ側に進出した。その芸術様式や技法の交流によって、ヨーロッパ・ケルトが、スキタイから受容した造形に、「生命」をめぐる祈りと思想を発見する。

【講義概要】
紀元前5世紀、北方ヨーロッパに隆盛した、鉄器文明を担ったケルト人は、ボヘミア(現チェコ)から東ヨーロッパに進出し、トランシルバニア(現ルーマニア)を経て、黒海沿岸までに到達した。そこは、黒海北岸からヨーロッパへ進出した、「スキタイ文明」と接触する文明と芸術交流の豊饒のゾーンとなった。
ウクライナ歴史文化財博物館蔵の「スキタイの黄金芸術」を通して、ヨーロッパ(ケルト)と、ユーラシア草原文化(スキタイ)が共有した、自然を畏敬する「生命観」と「生命を回復」するための、祈りの表象と思考に迫る。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/30(土) 「黒海に到達したケルト」と「黒海の北から進出したスキタイ」の移動の歴史と芸術
第2回 2022/ 8/27(土) 「ケルト」と「スキタイ」の黄金:生命思想と祈りの芸術

備考

【ご受講に際して】
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆『図説 ケルトの歴史』(河出書房新社)、『ケルト 再生の思想』(ちくま新書)、『ケルトの想像力 ―歴史・神話・芸術』(青土社)の図版やキーワードを中心に活用し講義いたします。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆休講が発生した場合の補講は、9月24日(土)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鶴岡 真弓
肩書き 多摩美術大学美術館 館長、芸術人類学研究所 所長
プロフィール 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。『ケルト/装飾的思考』『芸術人類学講義』(編)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』平凡社,『ケルトの歴史』(共著:河出書房新社)『ケルトの宗教 ドルイディズム』(共著:岩波書店)『ケルズの書』(訳:岩波書店)『ケルトの賢者ドルイド』(訳:講談社)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。
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