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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-07-27 / 文学 / 学内講座コード:620213

【対面+オンラインのハイブリッド】犬神家の戸籍―「血」と「家」の近代日本

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月29日(金)~ 9月 9日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・物語を解読することで、日本の「家」と「血」をめぐる伝統や慣習がいかなるものかを理解する。
・戸籍制度と家族、生死、戦争などとの関係をとらえる。

【講義概要】
横溝正史の代表作にして探偵小説の金字塔『犬神家の一族』。それは戦後民主化における法制度の転換期に書かれた作品である。そもそも「犬神家の一族」とは誰か?登場人物をつなぐ血縁関係はどうなっているのか?なぜ「一族」において血で血を洗う凄惨な連続殺人事件が起こったのか?
犬神家の複雑かつ血みどろの人間模様を読み解くカギは戸籍である。戸籍を軸にして物語から浮かび上がるのは、近代日本社会に根強く残る「血」や「家」の秩序と価値観である。それらを掘り下げることであらためて物語の魅力にせまる。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/29(金) 「犬神家」とは誰か ―”紙の上の家族”
第2回 2022/ 8/ 5(金) 犬神佐兵衛の戸籍 ─孤児に生まれ、家長に終わる
第3回 2022/ 8/26(金) 婚外子の諸相―佐兵衛の欲望の産物
第4回 2022/ 9/ 2(金) 犬神家の結婚と養子―日本型家族モデルの特色
第5回 2022/ 9/ 9(金) 戦争と犬神家の戸籍-事件を紛糾させたものは

備考

【ご受講に際して】
◆『犬神家の一族』を受講前に再読していただけると幸いです。
◆本講座は対面でもオンラインでも受講できるハイブリッド形式の講座です。
◆講師は中野校教室で講義し、その講義がオンラインで同時配信されます。
◆320213と同内容の講座で、どちらを申し込んでも、対面・オンラインのご都合の良い形式で受講できます。
◆対面で受講するときは、「受講証兼教室案内」に記載された教室へお越しください。
「受講証兼教室案内」は通常の対面講座と同様に開講が確定してから送付されます。
◆本講座は中野校の教室でも実施します。
◆オンラインで受講するときは、マイページからご受講ください。
◆オンラインでの受講を予定している方は、お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠藤 正敬
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『天皇と戸籍―「日本」を映す鏡』(筑摩書房、2019年)、『犬神家の戸籍―「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021年)など。
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