講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-18 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320432
日仏美術交流史―ジャポニスムから日本近代洋画へ
- 開催日
- 7月20日(水)~ 8月31日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
美術の移動と変容について理解する。
【講義概要】
19世紀後半の日本とフランスの間には濃密な美術の交流があった。日本から渡った浮世絵版画や工芸品がフランスの美術家たちに刺激を与えたジャポニスム、逆に日本の画家たちがフランスに留学して油彩画を身につけ、確立した日本近代洋画は、そのもっとも雄弁な実例である。本講義では、ジャポニスムと日本近代洋画の代表的な画家、典型的な作品を取り上げて分析し、美術において異文化を摂取するとはどういうことなのかを考える。また、両者をつなぐ存在である画家ラファエル・コランについても詳しく述べたい。参考図書として、三浦篤『移り棲む美術 ジャポニスム、コラン、日本近代洋画』(名古屋大学出版会、2021年)を挙げておく。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/20(水) ジャポニスム(1)サロン絵画の異国趣味(エキゾチシズム)
第2回 2022/ 7/27(水) ジャポニスム(2)浮世絵版画とマネ・印象派
第3回 2022/ 8/ 3(水) ジャポニスム(3)ラファエル・コラン
第4回 2022/ 8/10(水) 日本近代洋画(1)山本芳翠
第5回 2022/ 8/24(水) 日本近代洋画(2)黒田清輝の留学時代
第6回 2022/ 8/31(水) 日本近代洋画(3)帰国後の黒田清輝
美術の移動と変容について理解する。
【講義概要】
19世紀後半の日本とフランスの間には濃密な美術の交流があった。日本から渡った浮世絵版画や工芸品がフランスの美術家たちに刺激を与えたジャポニスム、逆に日本の画家たちがフランスに留学して油彩画を身につけ、確立した日本近代洋画は、そのもっとも雄弁な実例である。本講義では、ジャポニスムと日本近代洋画の代表的な画家、典型的な作品を取り上げて分析し、美術において異文化を摂取するとはどういうことなのかを考える。また、両者をつなぐ存在である画家ラファエル・コランについても詳しく述べたい。参考図書として、三浦篤『移り棲む美術 ジャポニスム、コラン、日本近代洋画』(名古屋大学出版会、2021年)を挙げておく。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/20(水) ジャポニスム(1)サロン絵画の異国趣味(エキゾチシズム)
第2回 2022/ 7/27(水) ジャポニスム(2)浮世絵版画とマネ・印象派
第3回 2022/ 8/ 3(水) ジャポニスム(3)ラファエル・コラン
第4回 2022/ 8/10(水) 日本近代洋画(1)山本芳翠
第5回 2022/ 8/24(水) 日本近代洋画(2)黒田清輝の留学時代
第6回 2022/ 8/31(水) 日本近代洋画(3)帰国後の黒田清輝
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 三浦 篤 |
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肩書き | 東京大学教授 |
プロフィール | 島根県生まれ。博士(パリ第4大学)。専門分野は西洋近代美術史、日仏美術交流史。東京大学で近代フランス絵画史、ジャポニスムを教え、近著に『エドゥアール・マネ 西洋絵画史の革命』(角川選書)、『移り棲む美術-ジャポニスム、コラン、日本近代洋画-』(名古屋大学出版会、第34回和辻哲郎文化賞、第72回芸術選奨文部科学大臣賞)がある。 |