講座詳細情報
申し込み締切日:2022-08-03 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320418
劇映画を用いた文化外交とプロパガンダ 映画を通して戦中戦後の国際関係と文化外交を考える
- 開催日
- 8月 5日(金)~ 9月 9日(金)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・劇映画が国の立場を示す重要メディアだった時代の実相を知る。
・劇映画を用いた文化外交(カルチュラル・ディプロマシー)が日本を舞台に行われた実例を確認する。
【講義概要】
文化外交(カルチュラル・ディプロマシー)は比較的新しい用語だが、実態としては戦前・戦中・戦後を通じて世界各国で盛んに行なわれてきた取り組みで、他国の人たちに対して映画や音楽、スポーツといった文化を用いて自国の良いイメージを(あるいは逆に敵国の悪いイメージを)アピールする国家としての戦略のことである。本講義ではこれをやや広義に捕え、国の意向を受けて民間の映画会社が実施した事例も含め、戦時中、占領期、戦後の日米安保体制確立期、そして現在の四つの時期の日本での事例を紹介し、その意味を検証していく。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/ 5(金) 戦時下日本の国家イメージ ― 合せ鏡としての親日 / 反日
第2回 2022/ 8/26(金) 占領下日本の米ソ映画戦 ― 総天然色映画の誘惑
第3回 2022/ 9/ 2(金) 50年代日本映画への米国の関与 ― 反共イデオロギーの刷り込み
第4回 2022/ 9/ 9(金) 日韓協力映画と歴史認識 ― 誰へ向けたコンテンツか?
・劇映画が国の立場を示す重要メディアだった時代の実相を知る。
・劇映画を用いた文化外交(カルチュラル・ディプロマシー)が日本を舞台に行われた実例を確認する。
【講義概要】
文化外交(カルチュラル・ディプロマシー)は比較的新しい用語だが、実態としては戦前・戦中・戦後を通じて世界各国で盛んに行なわれてきた取り組みで、他国の人たちに対して映画や音楽、スポーツといった文化を用いて自国の良いイメージを(あるいは逆に敵国の悪いイメージを)アピールする国家としての戦略のことである。本講義ではこれをやや広義に捕え、国の意向を受けて民間の映画会社が実施した事例も含め、戦時中、占領期、戦後の日米安保体制確立期、そして現在の四つの時期の日本での事例を紹介し、その意味を検証していく。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/ 5(金) 戦時下日本の国家イメージ ― 合せ鏡としての親日 / 反日
第2回 2022/ 8/26(金) 占領下日本の米ソ映画戦 ― 総天然色映画の誘惑
第3回 2022/ 9/ 2(金) 50年代日本映画への米国の関与 ― 反共イデオロギーの刷り込み
第4回 2022/ 9/ 9(金) 日韓協力映画と歴史認識 ― 誰へ向けたコンテンツか?
備考
【ご受講に際して】
◆講師の都合により7月29日(金)は休講となり、補講日は9月9日(金)となります。(パンフレットの日程から変更となっています)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆講師の都合により7月29日(金)は休講となり、補講日は9月9日(金)となります。(パンフレットの日程から変更となっています)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 谷川 建司 |
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肩書き | 早稲田大学客員教授 |
プロフィール | 1962年東京都生まれ。日本ヘラルド映画(株)勤務を経て、1992年にフリーランスの映画ジャーナリストとして独立。その後、一橋大学大学院社会学で博士号を取得。2003年より茨城大学人文学部助教授、2005年に早稲田大学政治経済学術院に移籍。 |