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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-06-29 / 世界史 / 学内講座コード:320306

キリスト教で見るトルコ?―国家の支配と宗教 ―都市・遺跡・博物館巡りと史料で辿る歴史の変遷―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 1日(金)~ 7月22日(金)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,880円
定員
24
その他
ビジター価格 13,662円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「中東―イスラム教世界」「ヨーロッパ-キリスト教世界」というステレオタイプの認識を離れ、キリスト教帝国・ローマ(ビザンツ)帝国の後裔としてのオスマン帝国と、末裔としてのトルコ共和国を認識する。
・トルコに存在するキリスト教関連施設・史跡、文物を知る。
・普遍宗教による帝国支配の失敗で分裂したキリスト教世界の教会分布と関係を確認する。
・トルコ共和国のキリスト教との関係について知る。

【講義概要】
トルコはイスラム教徒が殆どの国ですが、ローマ帝国時代に最初のキリスト教会が成立し、コンスタンティノープル遷都でキリスト教帝国の中心地となり、キリスト教が様々な教会組織に分かれた地です。トルコ史はキリスト教史を通じ、キリスト教史はトルコ史を通じ、理解を深められると言って過言ではありません。講師が独自取材で収集した画像資料等を紹介しながら、ローマ帝国時代のキリスト教を紐帯とした統治政策の破綻、オスマン帝国時代のイスラム教支配下での共存と限界、トルコ共和国の“国内キリスト教政策”に見る前時代の名残と世俗主義国家としての矛盾を解説し、現代における東西教会の交流がトルコにとって持つ意味について考えます。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 1(金) ローマ・ビザンツ帝国時代:キリスト教統治が生んだ分断
第2回 2022/ 7/ 8(金) オスマン帝国時代:イスラム教支配下での共存と限界・破綻
第3回 2022/ 7/15(金) トルコ共和国時代(1):住民交換後の世俗主義国民国家の中で
第4回 2022/ 7/22(金) トルコ共和国時代(2):現代トルコと東西教会

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は7月29日(金)を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 野中 恵子
肩書き トルコ研究者、作家、トルコ語専門家
プロフィール 1965年生まれ。トルコの社会・歴史などを探究。慶應義塾大学非常勤講師、NHK通訳者、外務省通訳研修講師、朝日カルチャーセンター講師等を歴任。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程(休学中)。著書に『史跡・都市を巡るトルコの歴史』(ベレ出版)、『ビザンツ、オスマン、そしてトルコへ』(彩流社)他。
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