講座詳細情報
申し込み締切日:2022-06-30 / 日本史 / 学内講座コード:320234
天智朝と東アジア
- 開催日
- 7月 2日(土)~ 7月 2日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~16:15 ※途中休憩をはさみます。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 5,940円
- 定員
- 36
- その他
- ビジター価格 6,831円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・天智朝の正しい理解を得る。
・7世紀後半の東アジアの情勢を知る。
・唐の羈縻政策の展開を知る。
【講義概要】
天智朝は称制期間の設定などされており、間違った理解が進んでいる。斉明が崩御した後は中大兄が即位して対朝鮮半島政策を行った。その結果、白村江の戦に敗北し、唐の羈縻政策を受けたことを知らなければならない。敗戦した日本が、唐と仲良くしたり、対唐戦のために朝鮮式山城を築いたりはしない。これらは日本書紀を戦後の歴史学者が、希望を込めて誤読した結果の結論である。日本書紀をどのように解読するかが今後の歴史学者に課せられた課題であろう。その意味で、近江遷都といわれるが、実は唐軍による移転先が近江だったにすぎない。交通の要衝論はほとんど説明をなしていない。
・天智朝の正しい理解を得る。
・7世紀後半の東アジアの情勢を知る。
・唐の羈縻政策の展開を知る。
【講義概要】
天智朝は称制期間の設定などされており、間違った理解が進んでいる。斉明が崩御した後は中大兄が即位して対朝鮮半島政策を行った。その結果、白村江の戦に敗北し、唐の羈縻政策を受けたことを知らなければならない。敗戦した日本が、唐と仲良くしたり、対唐戦のために朝鮮式山城を築いたりはしない。これらは日本書紀を戦後の歴史学者が、希望を込めて誤読した結果の結論である。日本書紀をどのように解読するかが今後の歴史学者に課せられた課題であろう。その意味で、近江遷都といわれるが、実は唐軍による移転先が近江だったにすぎない。交通の要衝論はほとんど説明をなしていない。
備考
【ご受講に際して】
◆大雑把で結構ですので、事前にテキストの全ページに目を通していただければ、理解が進むと思います。
◆講義中は、携帯電話の電源はOFFにしてください。
◆休講が発生した場合の補講日は7月30日(土)を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『天智朝と東アジア?唐の支配から律令国家へ』(NHK出版)(ISBN:978-4140912355)
【備考】
【テキスト購入について】
※中野校のテキスト取扱店「あおい書店中野本店」は、改装工事のため閉店中です。(リニューアルオープンは2017年11月下旬を予定)。自己手配の際にご注意ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆大雑把で結構ですので、事前にテキストの全ページに目を通していただければ、理解が進むと思います。
◆講義中は、携帯電話の電源はOFFにしてください。
◆休講が発生した場合の補講日は7月30日(土)を予定しています。
【テキスト・参考図書】
テキスト
『天智朝と東アジア?唐の支配から律令国家へ』(NHK出版)(ISBN:978-4140912355)
【備考】
【テキスト購入について】
※中野校のテキスト取扱店「あおい書店中野本店」は、改装工事のため閉店中です。(リニューアルオープンは2017年11月下旬を予定)。自己手配の際にご注意ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 中村 修也 |
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肩書き | 文教大学教授 |
プロフィール | 1959年和歌山県生まれ。筑波大学大学院修了。博士(文学)。京都市歴史資料館勤務を経て、文教大学教育学部教授。専門分野は日本古代史と茶の湯文化史。著書に『天智朝と東アジア 唐の支配から律令国家』(NHK出版)、『利休切腹』(洋泉社)などがある。 |