講座詳細情報
申し込み締切日:2022-08-03 / 日本史 / 学内講座コード:320233
日本のシンプル―「引き算の美学」と日本人の意識
- 開催日
- 8月 5日(金)~ 9月 2日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 8,910円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 10,246円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
日本の「引き算の美学」を学び、現在も日本人の生活に根付いている考え方を再認識する。
【講義概要】
世界に先立って「シンプル」を美学とした日本。それは、なにもないという意味ではなく「多くの思念が詰まったシンプル」なのでした。西洋で立体感がもてはやされていた時代、日本では、今のまんがに通じる室町時代の金碧画、江戸時代の浮世絵などの、奥行きのない、いわゆる2次元絵画が発達していました。多くを描くためになにも描かないことの追求です。いいかえれば「地味と派手」の両極端を持った表現ともいえます。「派手なのに地味」は褒めていませんが、逆転することで一気に「間・粋・渋さ」の美学に向かいます。こうした「シンプル」の美学にせまります。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/ 5(金) 間・粋・渋さ
第2回 2022/ 8/26(金) 手触りとリズム
第3回 2022/ 9/ 2(金) ひらがなと縦組み
日本の「引き算の美学」を学び、現在も日本人の生活に根付いている考え方を再認識する。
【講義概要】
世界に先立って「シンプル」を美学とした日本。それは、なにもないという意味ではなく「多くの思念が詰まったシンプル」なのでした。西洋で立体感がもてはやされていた時代、日本では、今のまんがに通じる室町時代の金碧画、江戸時代の浮世絵などの、奥行きのない、いわゆる2次元絵画が発達していました。多くを描くためになにも描かないことの追求です。いいかえれば「地味と派手」の両極端を持った表現ともいえます。「派手なのに地味」は褒めていませんが、逆転することで一気に「間・粋・渋さ」の美学に向かいます。こうした「シンプル」の美学にせまります。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/ 5(金) 間・粋・渋さ
第2回 2022/ 8/26(金) 手触りとリズム
第3回 2022/ 9/ 2(金) ひらがなと縦組み
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 松田 行正 |
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肩書き | グラフィック・デザイナー |
プロフィール | 書籍を中心に、シンプルで力強いデザインをめざしているグラフィック・デザイナー。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞など、受賞歴多数。著書多数。 |