検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-07-20 / 文学 / 学内講座コード:320109

三島由紀夫の劇世界

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月22日(金)~ 9月 2日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・劇作家としての三島由紀夫の特質を把握する。
・三島由紀夫戯曲の主題とメッセージを知る。
・表現形式としての小説と戯曲の違いを理解する。
・三島戯曲において古典と近代がどのように架橋されているかを知る。

【講義概要】
『鹿鳴館』『サド公爵夫人』『わが友ヒットラー』『朱雀家の滅亡』『近代能楽集』など、小説だけでなく戯曲においても数々の傑作を残し、戦後最大の劇作家とも評される三島由紀夫。その華麗な科白によって構築された戯曲を読み解くことでそれぞれの主題内容に捉え、三島戯曲の世界の本質に迫っていきたい。三島が小説家としてよりも劇作家としての方が優れていたともしばしばいわれる所以がどこにあるのかを解明し、表現形式として小説と戯曲の違いがどこにあるのかも押さえていきたい。なお上演が収録されたDVDがある場合は、戯曲の分析に加えてプロの俳優による上演の醍醐味も解説していきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/22(金) 古典と近代の架橋ーー『近代能楽集』
第2回 2022/ 7/29(金) 重層する「お芝居」ーー『鹿鳴館』
第3回 2022/ 8/ 5(金) 表象される「天皇」ーー『サド侯爵夫人』と『わが友ヒットラー』
第4回 2022/ 8/26(金) 戦後日本への指弾ーー『十日の菊』と『朱雀家の滅亡』

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 柴田 勝二
肩書き 東京外国語大学名誉教授、埼玉学園大学特任教授
プロフィール 1956年兵庫県生まれ。大阪大学大学院(芸術学)博士後期課程修了。博士(文学)。明治から平成に至る近代文学を中心として、日本文学を幅広く研究している。著書に『三島由紀夫 魅せられる精神』、『漱石のなかの〈帝国〉――「国民作家」と近代日本』、『中上健次と村上春樹』、『谷崎潤一郎 美と生命の間』などがある。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.