講座詳細情報
申し込み締切日:2022-08-08 / 世界史 / 学内講座コード:220308
デンマーク理解―内村鑑三が犯した過ち
- 開催日
- 8月10日(水)~ 9月 7日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・定型化した外国理解を、またその根拠をただすことができる
・有名人の言説の真偽を実例もって、検討できる
・我が国の北欧理解のあり方に、再考を促すことができる
【講義概要】
我が国における「デンマーク理解」に関し、内村鑑三の『デンマルク国の話』(岩波文庫)を出発点として、我が国の敗戦を契機にその言説が、事実として固定化されていった様子を、時系列的に見ていきたい。社会的に影響力のある人物たちが語ることが、事実とは無関係に「それらしくあること」と人々には聞こえ、定型化されて、人々の間に伝わることの意味を受講者の方々と共に考えてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/10(水) 内村鑑三『デンマルク国の話』の内容と実際(1)
第2回 2022/ 8/24(水) 内村鑑三『デンマルク国の話』の内容と実際(2)
第3回 2022/ 8/31(水) デンマークの1864年の「敗戦」と我が国の第2次世界大戦の敗北
第4回 2022/ 9/ 7(水) 内村鑑三を師とする松前重義(東海大学創始者)などの理解・その定型化
・定型化した外国理解を、またその根拠をただすことができる
・有名人の言説の真偽を実例もって、検討できる
・我が国の北欧理解のあり方に、再考を促すことができる
【講義概要】
我が国における「デンマーク理解」に関し、内村鑑三の『デンマルク国の話』(岩波文庫)を出発点として、我が国の敗戦を契機にその言説が、事実として固定化されていった様子を、時系列的に見ていきたい。社会的に影響力のある人物たちが語ることが、事実とは無関係に「それらしくあること」と人々には聞こえ、定型化されて、人々の間に伝わることの意味を受講者の方々と共に考えてみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 8/10(水) 内村鑑三『デンマルク国の話』の内容と実際(1)
第2回 2022/ 8/24(水) 内村鑑三『デンマルク国の話』の内容と実際(2)
第3回 2022/ 8/31(水) デンマークの1864年の「敗戦」と我が国の第2次世界大戦の敗北
第4回 2022/ 9/ 7(水) 内村鑑三を師とする松前重義(東海大学創始者)などの理解・その定型化
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 村井 誠人 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学文学学術院で西洋史(北欧近現代史)を講じた。津田塾大学、東京大学非常勤講師、またコペンハーゲン大学客員教授も経験。主にデンマーク・ドイツ間の国境問題を歴史学・地理学を通じて研究し、地域の民族問題を住民の意識、とくに小国側の視点から論じてきた。共編著に『北欧史』(山川出版社)など。 |