講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-08 / 世界史 / 学内講座コード:220305
大隈重信の知られざるチベット工作
- 開催日
- 9月10日(土)~ 9月10日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~16:30 ※途中休憩をはさみます。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 5,940円
- 定員
- 26
- その他
- ビジター価格 6,831円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
1905年、東本願寺の僧、寺本婉雅は鎖国中のチベットへの都ラサへの潜入に成功した。大隈重信や外務省の上層部は帰国後の寺本の報告より、チベット仏教界のトップに君臨するダライラマの政治的重要性を知り、1906年、寺本を東北チベットに滞在中のダライラマ13世の下に送り込み、ダライラマを日本観光へと誘引しようとした。しかし、当時のチベットは東チベットに清朝軍の侵攻を受けており、チベットの主権をダライラマの手に戻すことが喫緊の課題であった。大隈重信と寺本婉雅の間でかわされた書簡群、寺本婉雅の日記などを資料として、ごく最近明らかとなった冒険小説のような寺本婉雅のダライラマ工作について学ぶ。
1905年、東本願寺の僧、寺本婉雅は鎖国中のチベットへの都ラサへの潜入に成功した。大隈重信や外務省の上層部は帰国後の寺本の報告より、チベット仏教界のトップに君臨するダライラマの政治的重要性を知り、1906年、寺本を東北チベットに滞在中のダライラマ13世の下に送り込み、ダライラマを日本観光へと誘引しようとした。しかし、当時のチベットは東チベットに清朝軍の侵攻を受けており、チベットの主権をダライラマの手に戻すことが喫緊の課題であった。大隈重信と寺本婉雅の間でかわされた書簡群、寺本婉雅の日記などを資料として、ごく最近明らかとなった冒険小説のような寺本婉雅のダライラマ工作について学ぶ。
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は9月24日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は9月24日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 石濱 裕美子 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 出身地:東京都。博士(文学)。研究分野:チベット・モンゴル・満洲の歴史と文化。主な著訳書等:『ダライ・ラマと転生』(扶桑社)、『チベットを知るための50章』(明石書店)、『世界を魅了するチベット』(明石書店)、『ダライ・ラマの仏教入門』(光文社)、『チベット仏教世界の歴史的研究』 (東方書店)など。 |