講座詳細情報
申し込み締切日:2022-07-02 / 日本史 / 学内講座コード:220208
江戸のくずし字〈鈍亭魯文の『権八一代記』〉を読む
- 開催日
- 7月 4日(月)~ 9月 5日(月)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 20
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・江戸時代の出版物を読むための基本的な仮名と漢字の学習を兼ねる
・19世紀半ばの文芸作品を通して、当時の世相と作品世界を考える
・文芸と歌舞伎との関係から、当時の読者層が女性であることを探る
【講義概要】
教材は、江戸後期から明治時代に至る19世紀に活躍した人気作家の一人、鈍亭(仮名垣)魯文の安政2(1855)年の作品『権八一代記』です。配付資料は、A3判1枚に見開き2ページで、毎回2~3枚を読み進め、8回で20枚前後を味読したいと思います。江戸から明治の19世紀に出版された、小型の本は、貸本屋のおかげで、女性読者の支持を受けたことからベストセラーが続出します。江戸から明治の文学史に名を残した戯作者(作家)の作品を楽しみながら、作品世界と読者の暮らす19世紀の江戸の町をくらべ、江戸の文芸作品を歴史資料として読み解きましょう。なお、作品の主人公「平井権八」は18世紀後半以来の歌舞伎芝居で人気の美男子です。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 4(月) お話=作家鈍亭魯文と主人公平井権八について。読み始め=1~2枚。
第2回 2022/ 7/11(月) 本文「第一回」の読みは2~3枚ほど。作品の時代は「鎌倉」が東国の大都会だったころ。
第3回 2022/ 7/25(月) 父のトラブルの相手を斬った権八は城下を去り、国を出奔して行方をくらます。
第4回 2022/ 8/ 1(月) 第一回から第二回へ。国を出た権八は、大都会の「華洛」に向かったが…
第5回 2022/ 8/ 8(月) 鎌倉に向かう途中で路銀が尽きたため、剣の腕の立つ権八が考えたことは…
第6回 2022/ 8/22(月) 鎌倉に向かう権八に頼りとする宛て所はありません。心配しながら藤沢を過ぎると…
第7回 2022/ 8/29(月) 第三回へ。権八は男の言に従い、鎌倉での宿を得ることができる。
第8回 2022/ 9/ 5(月) 権八は長兵衛の子分に連れられ、大礒の「曲輪」に行き、小紫に出合う。
・江戸時代の出版物を読むための基本的な仮名と漢字の学習を兼ねる
・19世紀半ばの文芸作品を通して、当時の世相と作品世界を考える
・文芸と歌舞伎との関係から、当時の読者層が女性であることを探る
【講義概要】
教材は、江戸後期から明治時代に至る19世紀に活躍した人気作家の一人、鈍亭(仮名垣)魯文の安政2(1855)年の作品『権八一代記』です。配付資料は、A3判1枚に見開き2ページで、毎回2~3枚を読み進め、8回で20枚前後を味読したいと思います。江戸から明治の19世紀に出版された、小型の本は、貸本屋のおかげで、女性読者の支持を受けたことからベストセラーが続出します。江戸から明治の文学史に名を残した戯作者(作家)の作品を楽しみながら、作品世界と読者の暮らす19世紀の江戸の町をくらべ、江戸の文芸作品を歴史資料として読み解きましょう。なお、作品の主人公「平井権八」は18世紀後半以来の歌舞伎芝居で人気の美男子です。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 7/ 4(月) お話=作家鈍亭魯文と主人公平井権八について。読み始め=1~2枚。
第2回 2022/ 7/11(月) 本文「第一回」の読みは2~3枚ほど。作品の時代は「鎌倉」が東国の大都会だったころ。
第3回 2022/ 7/25(月) 父のトラブルの相手を斬った権八は城下を去り、国を出奔して行方をくらます。
第4回 2022/ 8/ 1(月) 第一回から第二回へ。国を出た権八は、大都会の「華洛」に向かったが…
第5回 2022/ 8/ 8(月) 鎌倉に向かう途中で路銀が尽きたため、剣の腕の立つ権八が考えたことは…
第6回 2022/ 8/22(月) 鎌倉に向かう権八に頼りとする宛て所はありません。心配しながら藤沢を過ぎると…
第7回 2022/ 8/29(月) 第三回へ。権八は男の言に従い、鎌倉での宿を得ることができる。
第8回 2022/ 9/ 5(月) 権八は長兵衛の子分に連れられ、大礒の「曲輪」に行き、小紫に出合う。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 菅野 俊輔 |
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肩書き | 江戸文化研究家、歴史家 |
プロフィール | 1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社新書)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)等。 |