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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-07 / 文学:宗教・哲学 / 学内講座コード:710502

近現代文学が秘める宗教性 宮澤賢治・三島由紀夫・深沢七郎・森敦・遠藤周作

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 9日(土)~ 5月21日(土)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
30
その他
ビジター価格 17,077円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本の近代文学には、宗教との深い関わりを考慮しなければ真の理解に到達できない作品が少なからずある事実を学びます。
・日本の近代文学に秘められた宗教性は、さまざまな意味で「日本化」したものである事実を学びます。
・仏教であれキリスト教であれ、日本に伝来すると、どの宗教も「日本化」してしまうのはなぜか、を学びます。

【講義概要】
宮澤賢治・三島由紀夫・深沢七郎・森敦・遠藤周作は日本の近現代文学を代表する作家たちです。この中で遠藤周作がクリスチャンであり、キリスト教と深い関わりのある作品を残したことはよく知られています。しかし他の四人の作品にも深い宗教性が秘められている事実に気付く人は稀です。本講座は彼らの主要作品をとりあげ、どこに、どのようなかたちで宗教性が秘められているか、学びます。そして遠藤作品を含め、その宗教性がことごとく「日本化」している事実を学びます。ちなみに「日本化」とは、その宗教が本来の原理原則から逸脱し、日本人の感性によって変容するという意味です。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 9(土) 宮澤賢治:法華経信仰
第2回 2022/ 4/16(土) 三島由紀夫:唯識・密教
第3回 2022/ 5/ 7(土) 深沢七郎:イエス+釈迦
第4回 2022/ 5/14(土) 森敦:真言密教
第5回 2022/ 5/21(土) 遠藤周作:キリスト教

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、6月4日(土)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 宗教学者
プロフィール 1953年、神奈川県小田原市生まれ。筑波大学大学院博士課程修了。専門は宗教学(日本仏教・チベット仏教)。文献研究に留まらず、現地調査を実施しチベット・ヒマラヤ地域の調査は20回に及ぶ。高度でありながら誰でも理解できる仏教学を志向。著作は『「ほとけ」論』『現代日本語訳 法華経』など多数。
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