大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・言語を通して人間の本性を探る。
・言語について科学的に考える。
・自然と人間の関係について学ぶ。

【講義概要】
身近な言語と脳について知的好奇心を持つ一般の方に向けて、言語脳科学の主要なテーマを掘り下げてお話します。言語に規則があるのは、人間が言語を規則的に作ったためではなく、言語が自然法則に従っているからです。「自然法則」について理解を深めるため、自然科学の基本的な考え方を説明しながら、脳科学の基礎について分かりやすく解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/11(月) 科学的な思考について
第2回 2022/ 4/18(月) 言語の脳科学
第3回 2022/ 4/25(月) 言語の機能局在
第4回 2022/ 5/ 9(月) 言語野と失語

【ご受講に際して】
◆講義中の質問を歓迎します。
◆事前に『科学という考え方』(中公新書)、またテキストの該当章にできるだけ目を通して頂けると、より深く理解していただけると思います。
◆休講が発生した場合の補講日は、5月16日(月)を予定しております。
◆2021年度の同名講座の続編となる継続講座です。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『言語の脳科学』（中公新書）（ISBN:978-4121016478）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	酒井 邦嘉
肩書き	東京大学教授
プロフィール	東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。東京大学医学部助手、マサチューセッツ工科大学客員研究員などを経て現職。専門は言語脳科学。著書に『言語の脳科学』『科学という考え方』(中公新書)、『芸術を創る脳』(東京大学出版会)、『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新書)などがある。