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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-09 / 芸術・文化 / 学内講座コード:310436

凱旋門と活人画―儚きスペクタクルの力

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月11日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
24
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・祝祭における仮設建造物や仮設装飾が有するスペクタクル力について理解する。
・人が絵画を演じることの意義とその面白さを理解する。
・ルネサンス宮廷文化と近代日本の意外なつながりを理解する。

【講義概要】
活人画とは衣裳を着けた人物が静止した状態で絵画を再現するパフォーマンスを意味します。明治期の日本ではこの活人画がたいへん流行しました。そして同じ頃、日清日露の戦勝を祝賀して全国に建設されたのがハリボテの凱旋門でした。凱旋門と活人画、この無関係に思える二つの西洋風俗は、実はかつて、ルネサンス期のヨーロッパにおいて結びついていました。両者は一体となってルネサンス宮廷の君主のスペクタクルを形作っていたのです。本講座では、「凱旋門と活人画」という新たな視点から、ルネサンス宮廷文化と近代日本をつなぐ糸を探ってみたいと思います。
拙著『凱旋門と活人画の風俗史-儚きスペクタクルの力』(講談社選書メチエ)に基づく講座です。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/11(月) ルネサンスのハリボテ凱旋門
第2回 2022/ 4/25(月) ルネサンスの活人画(的なもの)
第3回 2022/ 5/ 9(月) 「活人画」の誕生-18世紀後半~19世紀前半
第4回 2022/ 5/23(月) 大衆化する活人画-19世紀後半
第5回 2022/ 6/ 6(月) 明治の凱旋門と活人画
第6回 2022/ 6/20(月) 新宿帝都座の額縁ショウへ

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 京谷 啓徳
肩書き 学習院大学教授
プロフィール 香港生まれ。博士(文学、東京大学)。専門は西洋美術史。著書に『ボルソ・デステとスキファノイア壁画』(中央公論美術出版、第26回マルコ・ポーロ賞)、『もっと知りたいボッティチェッリ』(東京美術)、『凱旋門と活人画の風俗史 儚きスペクタクルの力』(講談社選書メチエ、第40回サントリー学芸賞)、『西洋美術の歴史4 ルネサンス1』(中央公論新社、共著)等がある。
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