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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-06 / 世界史 / 学内講座コード:110331

歴史文献におけるモンゴル 多言語史料に映し出された歴史と人々

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 8日(金)~ 6月17日(金)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・モンゴル史の重要史料について概略を知る。
・史料に描かれたモンゴルの姿を多面的に知る。
・モンゴルの歴史・文化・社会に対する理解を深める。

【講義概要】
「北虜南倭」に悩まされた明朝は、たびたびモンゴルに出兵しましたが、自国領内の漢人農民を殺害してモンゴル人を討ったと称す軍兵も現われました。しかし、漢人とモンゴル人のどちらを討ったかを見分ける方法がありました。――歴史研究を重ねておりますと、論文に取り上げるにはやや不適切でも歴史の側面を生々しく伝える興味深い情報をしばしば目にすることがあります。また、意外に思われるかも知れませんが、近代モンゴル史では実は日本語文献も非常に重要な存在です。本講義ではモンゴル帝国期以降、近代に至るまでのモンゴル史に関する様々な言語で書かれた多種多様な歴史史料と、そこに記された記載を取り上げ、モンゴル史の多面性を明らかにします。

備考

【ご受講に際して】
◆各回担当講師・担当回・各回講義内容は変更となる場合があります。
◆休講が発生する可能性があるため、補講日(6月24日)は予定に入れておいてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 赤坂 恒明
肩書き 内モンゴル大学モンゴル歴史学系特聘研究員(教授)、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所招聘研究員
プロフィール 千葉県野田市出身。早稲田大学大学院修了、博士(文学)。専攻分野は東洋史学。モンゴル帝国史を中心とする内陸ユーラシア史のほか、日本史の論著もある。著書に『ジュチ裔諸政権史の研究』(風間書房)、『「王」と呼ばれた皇族』(日本史史料研究会監修。吉川弘文館)など。http://akasakatsuneaki.c.ooco.jp/
名前 四日市 康博
肩書き 立教大学准教授
プロフィール 岩手県生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門分野はモンゴル帝国期の東西ユーラシア交流史、海域アジア史。近年は中国、東南アジア、中央アジア、イラン、アラビア半島、地中海などで人とモノの交流、文化交流、モンゴル襲来、多言語文書などに関わる調査研究をおこなっている。
名前 水上 遼
肩書き 東京大学東洋文化研究所特任研究員
プロフィール 茨城県生まれ。専門分野は中世イスラーム史、特に13世紀のモンゴルの 西アジア侵入前後のスンナ派・シーア派関係。2014-17年にテヘラン大学(イラン)に留学。書籍等著作物として『語り合うスンナ派とシーア派:十二イマーム崇敬から中世イスラーム史を再考する』(風響社、2019)がある。
名前 東田 範子
肩書き 東京藝術大学講師
プロフィール 専門分野は民族音楽学。カザフスタン、中央アジア周辺をフィールドとする。カザフスタンと米国での留学・教育・調査経験を持つ。博士論文(東京藝術大学)は『現代カザフスタンの伝統音楽教育における音楽学の役割』。『カザフスタンを知る60章』等に寄稿。大学で民族音楽学の授業を担当している。
名前 広川 佐保
肩書き 新潟大学准教授
プロフィール 博士(経済学、一橋大学)。専門分野は東北アジア史、およびモンゴル史、経済史。現在、新潟大学人文学部で、近現代アジア史を担当。書籍等著作物として『蒙地奉上』(汲古書院)、白石典之編『チンギス・カンとその時代』(共著、勉誠出版)等がある。
名前 ボルジギン ブレンサイン
肩書き 滋賀県立大学教授
プロフィール 1963年中国内モンゴル自治区出身。2001年11月早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了・学位取得。専門はモンゴル近現代史。主な著書に『近現代モンゴル人農耕村落社会の形成』(風間書房)。
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