講座詳細情報
申し込み締切日:2022-01-10 / その他教養 / 学内講座コード:140714
犯罪学の最前線―環境犯罪学に何ができるか
- 開催日
- 1月12日(水)~ 2月16日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 14:45~16:15
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 18
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・伝統的な犯罪学と現在有力な環境犯罪学の相異を理解する。
・実際にどのようなメカニズムで犯罪が発生するのかを考察する。
・IT社会において犯罪学が果たす役割と課題を展望する。
・最終的に、犯罪を減らして何を目指すのかを検討する。
【講義概要】
多くの人は犯罪が発生する原因を犯行者の存在のみに求めるが、実際には種々の犯罪機会が存在する環境下で発生している。このメカニズムを解明するのが環境犯罪学である。従来の犯罪学が犯罪者・非行少年を事後的に刑務所や少年院で処遇して再犯を防止し社会の安全を図ろうとしてきたが、歴史的には成功していない。そこで、環境犯罪学では未然に犯罪機会を削減して社会秩序の維持を図る。講座では、具体的な事例を通じて、犯罪がどのように発生し、またどのように防止できるのかを分析しながら、社会安全に対して環境犯罪学の果たす役割や課題を考えるが、それによって、最終的にはわれわれの社会が何を目指すのかを検討する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) わが国の犯罪の現状
第2回 2022/ 1/19(水) パラダイムの転換ー伝統的犯罪学との決別
第3回 2022/ 1/26(水) 環境犯罪学の誕生
第4回 2022/ 2/ 2(水) 環境犯罪学の適用
第5回 2022/ 2/ 9(水) 犯行場所のプロファイリング
第6回 2022/ 2/16(水) 犯罪予測は可能か
・伝統的な犯罪学と現在有力な環境犯罪学の相異を理解する。
・実際にどのようなメカニズムで犯罪が発生するのかを考察する。
・IT社会において犯罪学が果たす役割と課題を展望する。
・最終的に、犯罪を減らして何を目指すのかを検討する。
【講義概要】
多くの人は犯罪が発生する原因を犯行者の存在のみに求めるが、実際には種々の犯罪機会が存在する環境下で発生している。このメカニズムを解明するのが環境犯罪学である。従来の犯罪学が犯罪者・非行少年を事後的に刑務所や少年院で処遇して再犯を防止し社会の安全を図ろうとしてきたが、歴史的には成功していない。そこで、環境犯罪学では未然に犯罪機会を削減して社会秩序の維持を図る。講座では、具体的な事例を通じて、犯罪がどのように発生し、またどのように防止できるのかを分析しながら、社会安全に対して環境犯罪学の果たす役割や課題を考えるが、それによって、最終的にはわれわれの社会が何を目指すのかを検討する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/12(水) わが国の犯罪の現状
第2回 2022/ 1/19(水) パラダイムの転換ー伝統的犯罪学との決別
第3回 2022/ 1/26(水) 環境犯罪学の誕生
第4回 2022/ 2/ 2(水) 環境犯罪学の適用
第5回 2022/ 2/ 9(水) 犯行場所のプロファイリング
第6回 2022/ 2/16(水) 犯罪予測は可能か
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は3月2日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講日は3月2日を予定しています。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 守山 正 |
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肩書き | 拓殖大学名誉教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院法学研究科博士課程、拓殖大学政経学部教授を経て現職。国内では早稲田大学、慶応義塾大学、東京大学などの非常勤講師、海外ではケンブリッジ大学犯罪学研究所客員研究員、国連ローマ犯罪司法研究所(UNICRI)客員教授を歴任。イギリス犯罪学、環境犯罪学が専門。著書に『犯罪学への招待』(日本評論社)、『イギリス犯罪学研究I、II』(成文堂)、編著に『ビギナーズ犯罪学』(成文堂)、『ストーキングの現状と対策』(成文堂)、訳書にM.フェルソン著『日常生活の犯罪学』(日本評論社)、『犯罪分析~ステップ60』(成文堂)などがある。 |