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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-02-10 / 世界史 / 学内講座コード:140393

大隈重信公とモンゴル 日露戦争前後の日本と内モンゴルの関係について

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月12日(土)~ 2月12日(土)
講座回数
1回
時間
13:00~16:15 ※途中休憩をはさみます。
講座区分
1回もの 
入学金
8,000円
受講料
5,940円
定員
18
その他
ビジター価格 6,831円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・列強の進出をうけた清朝はチベット・モンゴルに直接統治を敢行しようとし、その結果、各民族は一斉に反発し、近代国家としての独立をそれぞれ目指すようになった。
・大隈重信は辛亥革命直前は列強の中国の領土保全を主張し、大アジア主義(他のアジア地域の近代化を日本が支援し欧米の植民地化からまもる)の立場をとっていた。
・しかし、衰勢覆うべくもない状態の清朝をみて、諸民族の留学生も密かに受け入れていた。そのような単純ではない日本と大陸の関係について構造的に学ぶ。

【講義概要】
大隈重信はアジアで最も早く近代化した日本こそ、東西文明を融合した新しい文明が生まれる場であり、欧米列強の侵攻から他のアジア地域をまもる存在であると考えていた。中国に関しては保全の立場をとり、清朝から積極的に学生を受け入れ、また教師を派遣し近代化へのサポートを行い、列強のアジア進出の防波堤としようとした。しかし、衰勢おおうべくもない清朝と、その清朝との伝統的な関係をたち近代国家の成立をめざすモンゴル人たちを目の当たりにすると、モンゴルからも内密に留学生を受け入れていた。それは日本がロシアと対峙する上でモンゴルは地政学的に重要な地域であり、彼等の共感を得ることも必要であったからである。日本で学んだモンゴル留学生が来日した経緯、彼等が帰国後モンゴル独立のためにどのような活動をしたかを学んでいく。

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 石濱 裕美子
肩書き 早稲田大学教授
プロフィール 出身地:東京都。博士(文学)。研究分野:チベット・モンゴル・満洲の歴史と文化。主な著訳書等:『ダライ・ラマと転生』(扶桑社)、『チベットを知るための50章』(明石書店)、『世界を魅了するチベット』(明石書店)、『ダライ・ラマの仏教入門』(光文社)、『チベット仏教世界の歴史的研究』 (東方書店)など。
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