大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・明智光秀の生涯と本能寺の変に至る過程を最新の研究により理解する。
・本能寺の変の黒幕説が成り立たないことを最新の研究により理解する。

【講義概要】
明智光秀の生涯がたしかな史料で判明するのは、晩年の十数年にすぎません。その前半生には不明な点が多く、神秘のベールで包まれています。光秀は土岐明智氏の出自であるといわれていますが、極めて疑問です。本講座では光秀の謎の生涯を探りつつ、本能寺の変の各種黒幕説の妥当性を最新の研究により検討します。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 1/13(木) 謎多き明智光秀の出自と前半生
第2回 2022/ 1/20(木) 織田信長の配下で活躍する光秀
第3回 2022/ 1/27(木) 光秀の丹波支配
第4回 2022/ 2/ 3(木) 怨恨説、野望説などの検討
第5回 2022/ 2/10(木) 足利義昭黒幕説の検討
第6回 2022/ 2/17(木) 朝廷黒幕説の検討
第7回 2022/ 2/24(木) 信長による四国政策変更説の検討
第8回 2022/ 3/ 3(木) 本能寺の変と光秀の最期

【ご受講に際して】
◆本講座は2019年度夏講座「明智光秀と本能寺の変」と内容が一部重複するところがあります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	渡邊 大門
肩書き	株式会社歴史と文化の研究所代表取締役
プロフィール	1967年神奈川県生まれ。関西学院大学文学部史学科卒業。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。専門分野は日本中世政治史。著書に 『関ケ原合戦全史 1582-1615』草思社、『戦国大名の戦さ事情』柏書房 、『関ヶ原合戦は「作り話」だったのか』PHP新書など。