大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・自己存在感について理解を深める。
・社会、人間関係が個人に及ばす影響について理解を深める。
・物語を構成する想像力について理解を深める。
・日本文化に対する両作家の考え方を理解する。

【講義概要】
三島由紀夫『仮面の告白』『金閣寺』『裸体と衣装』、村上春樹『風の歌を聴け』『パン屋再襲撃』『羊をめぐる冒険』等をテキストとし、作品を読み解きながら、それぞれの作家が、時代や社会、自己存在についてどのように語り、日本文化に対してどのような見解を示しているかを見ていきます。国内外に読者の多い両作家ですが、現在にどのようなメッセージを投げかけているか考えていきたいと思います。

【ご受講に際して】
◆できる限り取り上げるテキストを読んでおくこと(必ずしも購入の必要はございません)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	太田 鈴子
肩書き	昭和女子大学特任教授
プロフィール	専門は日本近現代文学。現在、主に女性と家族、及び、村上春樹について考察。他に東京の地名研究に関心を持っている。昭和女子大学等で日本の近現代文学， 留学生に日本文化、論文指導の授業を担当。市民講座で東京散歩、文章講座、読書会等を長く担当している。