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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-12-20 / 世界史 / 学内講座コード:930305

【オンデマンド】ケルト文化と日本 ― 芥川龍之介からフランク・ロイド・ライトまで

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
12月22日(水)
講座回数
2回
時間
10:30~12:00
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
3,960円
定員
99
その他
ビジター価格 3,960円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・アイルランドのイェイツ、シング、スコットランドのマクラオドなどが活躍した、19世紀末から20世紀初頭の「ケルト文芸・芸術復興」ムーヴメントは、明治・大正期の日本の文学者や、アメリカの芸術家に大きな影響を与えた。
・今回はその「復興」から再発見された「ケルト的想像力」における「死生観」「自然観」「精霊信仰」などが、いかに日本とケルト文化を繋いだか。文学から建築まで、その再創造のためのインスピレーションを、芥川龍之介と交流した歌人「松村みね子」の随筆や、ケルト系アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル設計などを通して解明していく。

【講義概要】
ヨーロッパ文化の古層「ケルト」の神話伝説は、大正時代に松村みね子たちの翻訳によってわが国に紹介された。アングロ=サクソンの国イギリスでも19世紀には「アーサー王」伝説など、ケルト起原の神話伝説が流布し留学中の夏目漱石もそれに触れた。芥川龍之介は「ケルト神話」を翻訳し、交流のあった歌人・松村みね子は、翻訳と随筆でアイルランド文学の魅力を紹介していた。この大正期に、ケルト系の出自をもつフランク・ロイド・ライトは、古代ケルトの自然崇拝を学びつつ、日本の帝国ホテルの設計に大いなる「自然」をデザインした。こうした近代日本を舞台とした「ケルト系」の想像力を、文学から建築・デザインまでの主題を通して初めて明らかにしていく。


【各回の講義予定】
第1回 2021/ 8/25(水) ケルト神話・文学と大正期:芥川龍之介と松村みね子の「アイルランド」
第2回 2021/ 8/25(水) ケルト系の建築家の「自然観」:フランク・ロイド・ライトと「帝国ホテル」

備考

【ご受講に際して】
◆この講座は
2020年度 冬期 「ケルト文化と日本 ― 芥川龍之介からフランク・ロイド・ライトまで」 (02/27~03/06 土曜日、全2回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鶴岡 真弓
肩書き 多摩美術大学 芸術人類学研究所 所長・大学美術館 館長
プロフィール 1952年生。早大大学院修了。ケルト文化芸術研究。『ケルト/装飾的思考』『芸術人類学講義』(編)(筑摩書房)『ケルトの想像力』(青土社)『装飾する魂』『ケルトの魂』平凡社,『ケルトの歴史』(共著 河出書房新社)『ケルズの書』(訳 岩波書店)等著訳書多数。『ケルト再生の思想』(ちくま新書:河合隼雄学芸賞)。
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