大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・聖書についての基本的な知識を身につける。
・単に概説的な知識を身につけるのみではなく、実際に聖書を読んでみる。
・イエス・キリストの生涯を描いた「ヨハネ福音書」を通読する。

【講義概要】
新約聖書の中には、イエス・キリストの生涯と活動を描いた四つの福音書が含まれています。そのなかでも「ヨハネ福音書」は、他の福音書とは異なる独自の記事が多く、思想的に極めて深い文書なので、キリスト教の本質を理解するのに最適です。イエス・キリストとはどのような存在であるのか、どのような教えを説いたのか、十字架と復活の意味とは何かなど、基本的なテーマについて、「ヨハネ福音書」を冒頭から丁寧に読み解きながらわかりやすく説明します。特別な予備知識は必要ありません。

【各回の講義予定】
第1回 2021/11/12(金) 「ヨハネ福音書」第1-4章
第2回 2021/11/19(金) 「ヨハネ福音書」第5-8章
第3回 2021/11/26(金) 「ヨハネ福音書」第9-13章
第4回 2021/12/ 3(金) 「ヨハネ福音書」第14-17章
第5回 2021/12/10(金) 「ヨハネ福音書」第18-21章

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月17日(金)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	山本 芳久
肩書き	東京大学教授
プロフィール	1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は哲学・倫理学・キリスト教学。博士(文学)(東京大学)。著書に『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書、2021年)、『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書、2017年、サントリー学芸賞受賞)等。