講座詳細情報
申し込み締切日:2021-10-04 / 芸術・文化 / 学内講座コード:730408
肖像画で読み解くイギリス史 激動の近世篇
- 開催日
- 10月 6日(水)~11月24日(水)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 17,820円
- 定員
- 90
- その他
- ビジター価格 20,493円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・肖像画をつうじてイギリスの歴史を知る。
・イギリスの近世という激動の時代と社会について、芸術的観点からも考察する。
・イギリス肖像画の芸術的価値と歴史的意義について理解を深める。
【講義概要】
1856年設立の世界初の肖像専門美術館、ナショナル・ポートレート・ギャラリーの存在からも明らかなように、イギリスには世界に誇る「肖像画」のゆたかな伝統があります。その伝統の起源は16世紀の宗教改革当時にあり、以後17世紀にかけて肖像画がイギリス美術のメインストリームとなっていった背景には、革命、疫病(ペスト)の流行、ロンドンの大火災など、人災・天災いりみだれた激動の歴史という要因が存在します。この点を踏まえ、16世紀以降の主要な肖像画作品の鑑賞と解釈をつうじて、激動の近世イギリスの実像に可能なかぎり迫りたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2021/10/ 6(水) イングランド王はイングランド人にあらず:ヘンリー7世という分岐点
第2回 2021/10/13(水) 仕えるべきは神か王か:ヘンリー8世を支えた三人の「トマス」たち
第3回 2021/10/20(水) 強者の子孫たち:エドワード6世と二人の異母姉
第4回 2021/11/10(水) 時代は女王に味方する:エリザベス1世のカリスマ戦略
第5回 2021/11/17(水) 最初にして最後の悲劇:公開処刑されたチャールズ1世
第6回 2021/11/24(水) 主役交代の合図:四代の王に仕えた女の肖像
・肖像画をつうじてイギリスの歴史を知る。
・イギリスの近世という激動の時代と社会について、芸術的観点からも考察する。
・イギリス肖像画の芸術的価値と歴史的意義について理解を深める。
【講義概要】
1856年設立の世界初の肖像専門美術館、ナショナル・ポートレート・ギャラリーの存在からも明らかなように、イギリスには世界に誇る「肖像画」のゆたかな伝統があります。その伝統の起源は16世紀の宗教改革当時にあり、以後17世紀にかけて肖像画がイギリス美術のメインストリームとなっていった背景には、革命、疫病(ペスト)の流行、ロンドンの大火災など、人災・天災いりみだれた激動の歴史という要因が存在します。この点を踏まえ、16世紀以降の主要な肖像画作品の鑑賞と解釈をつうじて、激動の近世イギリスの実像に可能なかぎり迫りたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2021/10/ 6(水) イングランド王はイングランド人にあらず:ヘンリー7世という分岐点
第2回 2021/10/13(水) 仕えるべきは神か王か:ヘンリー8世を支えた三人の「トマス」たち
第3回 2021/10/20(水) 強者の子孫たち:エドワード6世と二人の異母姉
第4回 2021/11/10(水) 時代は女王に味方する:エリザベス1世のカリスマ戦略
第5回 2021/11/17(水) 最初にして最後の悲劇:公開処刑されたチャールズ1世
第6回 2021/11/24(水) 主役交代の合図:四代の王に仕えた女の肖像
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月1日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、12月1日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 齊藤 貴子 |
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肩書き | 早稲田大学講師、上智大学大学院講師 |
プロフィール | 早稲田大学教育学部英語英文学科卒、同大学院教育学研究科博士課程修了後、助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化。主として詩と美術の相関を研究。『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP研究所)、『イギリス恋愛詞華集―この瞬間を永遠に―』(研究社)など著訳書多数。 |