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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-10-03 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:330518

神が決めた法律と神の物語を読む ユダヤ人の聖書解釈

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 5日(火)~11月30日(火)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
24
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・ユダヤ人の学問の原点を知る。
・実際に自分で考えて聖書を読む力を身につける。
・聖書の解釈が人の生き方を変えていく歴史を追体験する。

【講義概要】
「聖典を読む」を広くとらえて、どう実行に移したかを考えてみましょう。ヘブライ語聖書の最初の5書は「モーセ五書」と呼ばれます。これは、イスラエルの神が預言者モーセを選びシナイ山で書き与えた教えだと信じられているためです。それが神の意志であれば、その神を信じる人々にとっては厳に守るべき聖典です。そういう意味で、聖典と向き合ってきたユダヤの人々が、どのように聖書を読んで実践してきたか、その歴史を追体験しましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2021/10/ 5(火) 口伝律法という発想の妙
第2回 2021/10/12(火) 律法はどう実行されたか:戒律とハラハー
第3回 2021/10/19(火) 日常生活はどう規則化されたか:安息日と暦
第4回 2021/10/26(火) 神に対する礼拝をどう工夫したのか:会堂の意義
第5回 2021/11/ 2(火) ユダヤ教が宗教団体として確立するのはどのようにしてか
第6回 2021/11/ 9(火) 人間の悪に対する向き合い方:罰と赦し
第7回 2021/11/16(火) 繰り返される「出エジプト」:過越し祭のインパクト
第8回 2021/11/30(火) 天地創造の教義は、諸民族の只中にあってどんな意味を持ったのか

備考

【ご受講に際して】
◆講義の席に聖書を持参する必要がないように、資料を準備したいと思います。家庭では日常的に手に届く身近なところに聖書を置いて、いつでも参照できるようにしていただければありがたいです。たったの一行でもよいので、読んでみて、そこからなにかの「問い」を考えるという習慣をつけてみてください。
◆『新共同訳聖書』(日本聖書協会)や、『ユダヤ人とユダヤ教』(岩波新書/著者:市川裕)を中心に講義いたします。ユダヤ教の歴史や、信仰内容や儀礼についての記述が、本講義の理解のために必要ですが、講義では順に読むことはしません。参考図書として同書をお読みいただけると、より理解が深まります。
◆休講が発生した場合の補講は、12月7日(火)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 市川 裕
肩書き 東京大学名誉教授
プロフィール 法学を学んだ後、一生の仕事として聖書研究を志し宗教学の大学院で旧約聖書を学ぶが、イエス時代のユダヤ教に強く惹かれ、ヘブライ大学に留学し律法研究に取り組む。現地のシナゴーグで1年間毎朝の礼拝に出て感銘を受ける。著書に『ユダヤ教の精神構造』(東京大学出版会)、『ユダヤ人とユダヤ教』(岩波新書)など。
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