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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-11-10 / 日本史 / 学内講座コード:330235

〈戦後〉はどう描かれたか 文藝、映画、美術の名作で読み解くその時代(1)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月12日(金)~12月 3日(金)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,880円
定員
24
その他
ビジター価格 13,662円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・戦後の日本の文芸、映像、美術などの名作を見ます。
・それぞれの作品から作者が時代に託したもの、人々が受け止めたものがなんであったかを考察してゆきます。
・日本の「戦後」という時代がどのような共通の価値によって造られたのかを問い直します。

【講義概要】
日本のは戦前の天皇制国家の破綻、崩壊と連合国の占領統治を通した民主主義への転換を通して高度な経済的な発展を実現し、国民の意識や価値観を根底から変えました。戦後の文芸、映画、美術などの文化表象は、そうした劇的変容にともなう人々の意識の揺らぎや哀歓を、さまざまに描いています。戦前から続く日本人の伝統的価値観と戦後の自由な個人主義的価値観のせめぎあい、家族や社会階層の変化、人と人つなぐ絆やモラルのありようなど、戦後の経済社会の進展とともに移ろってゆく日本人の姿を文芸、映画、美術などの表象から探り、その現在につながるかたちを考察します。

【各回の講義予定】
第1回 2021/11/12(金) 女と男◆映画「浮雲」(成瀬巳喜男監督)と林芙美子の戦後
第2回 2021/11/19(金) 差別と階層◆映画「砂の器」(野村芳太郎監督)と松本清張の思想
第3回 2021/11/26(金) 故郷喪失◆日本画家・東山魁夷と作家・川端康成の〈魂の邂逅〉
第4回 2021/12/ 3(金) 家族という謎◆向田邦子「あ・うん」(降旗康雄監督)と小津安二郎

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、12月10日(金)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 柴崎 信三
肩書き ジャーナリスト、元日本経済新聞論説委員
プロフィール 1946年東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、日本経済新聞社へ入社。文化部長、論説委員などを務めた。獨協大、白百合女子大で表象文化論、日本文化論などを講じる。著書に『魯迅の日本 漱石のイギリス』(日本経済新聞社)『絵筆のナショナリズム』『絵画の運命』(ともに幻戯書房)『パトリ-祖国の方へ』(ウエッジ)『〈日本的なもの〉とは何か』(筑摩書房)などがある。
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