講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-30 / 文学 / 学内講座コード:330110
幻想文学探求の先達たち ― 中井英夫、澁澤龍彦から須永朝彦まで
- 開催日
- 10月 2日(土)~10月16日(土)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 12,898円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 14,680円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
戦後幻想文学の先達であり、雑誌『幻想文学』の精神的支柱でもあった、中井英夫、澁澤龍彦、須永朝彦を振り返り、理解します。
【講義概要】
長らく中断を余儀なくされていた対面式講座が、一日に90分授業2コマ×2日間という形で復活します。
ときに1970年代、かたや小説家、かたや仏文学者として、当時「異端」と目されていた怪奇幻想文学の世界の得がたい道案内役となった、中井英夫と澁澤龍彦。両者の薫陶をうけた講師は、1982年に雑誌『幻想文学』を創刊し、本格的な幻想文学研究に先鞭をつけました。その際、『幻想文学』世代の兄貴分として、八面六臂の活躍を示されたのが、若き日の須永朝彦でした。三賢人による日本幻想文学への貢献ぶりを、三者をよく識る東が御案内いたします。
1日目は中井英夫、澁澤龍彦の両先達の事績を採りあげ、2日目には先日、歌人・作家として活躍し急逝された須永朝彦氏の偉業を偲びます。
2日目は、得がたい先導者のお一人でもあった須永朝彦氏の偉業をしのび、彼をよく知る国書刊行会編集局長・礒崎 純一氏をゲストに迎えて、その人と文学をめぐり、語らいます。
戦後幻想文学の先達であり、雑誌『幻想文学』の精神的支柱でもあった、中井英夫、澁澤龍彦、須永朝彦を振り返り、理解します。
【講義概要】
長らく中断を余儀なくされていた対面式講座が、一日に90分授業2コマ×2日間という形で復活します。
ときに1970年代、かたや小説家、かたや仏文学者として、当時「異端」と目されていた怪奇幻想文学の世界の得がたい道案内役となった、中井英夫と澁澤龍彦。両者の薫陶をうけた講師は、1982年に雑誌『幻想文学』を創刊し、本格的な幻想文学研究に先鞭をつけました。その際、『幻想文学』世代の兄貴分として、八面六臂の活躍を示されたのが、若き日の須永朝彦でした。三賢人による日本幻想文学への貢献ぶりを、三者をよく識る東が御案内いたします。
1日目は中井英夫、澁澤龍彦の両先達の事績を採りあげ、2日目には先日、歌人・作家として活躍し急逝された須永朝彦氏の偉業を偲びます。
2日目は、得がたい先導者のお一人でもあった須永朝彦氏の偉業をしのび、彼をよく知る国書刊行会編集局長・礒崎 純一氏をゲストに迎えて、その人と文学をめぐり、語らいます。
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、10月30日(土)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は、10月30日(土)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 東 雅夫 |
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肩書き | 文芸評論家、アンソロジスト |
プロフィール | 1958年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学科卒業。『幻想文学』『幽』編集長を歴任。2011年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。『文豪怪談傑作選』(ちくま文庫)をはじめ怪奇幻想文学のアンソロジー150余冊を編纂刊行。近年は絵本やテレビ番組の監修も手がける。 |
名前 | 礒崎 純一 |
---|---|
肩書き | - |
プロフィール | 1959年生まれ。慶應義塾大学文学部フランス文学科卒。編集者。『書物の宇宙誌 澁澤龍彦蔵書目録』(国書刊行会)を編纂。共著に『古楽CD100ガイド』(国書刊行会)、『古楽演奏の現在』(音楽之友社)、編纂CDに『カウンターテナーの世界』(ヴァージン)等がある(すべて瀬高道助名義)。 |