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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-09-28 / 宗教・哲学 / 学内講座コード:130515

『正法眼蔵』を読む 「一顆明珠」巻の講読

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月30日(木)~12月 2日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
30
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・正法眼蔵の各巻を講読する。
・正法眼蔵が述べている禅の世界を味わう。
・正法眼蔵をとおして道元の宗教体験(悟り)の世界にふれる。
・正法眼蔵を読んで自らの生き方について考える。

【講義概要】
今期は「一顆明珠」の巻を講読する。この巻は、嘉禎四年(1238)、道元三十九歳、興聖寺での示衆である。真実の仏法が一粒の珠玉のようであるところから、真実の仏法を「一顆明珠」といっている。この「一顆明珠」は雪峰義存(822~908)の弟子である玄沙師備(835~908)が「尽十方世界是一顆明珠」という言い方で述べている。
この巻は玄沙と僧との問答をとおして、玄沙が述べている「尽十方世界是一顆明珠」が如何なる教えなのか、両者の問答に対して道元が詳しい拈提を加えており、道元が「尽十方世界一顆明珠」という教えを如何に受けとめているか、修行体験にもとづいている道元の禅の世界をできるだけ分かり易く丁寧に解説し、明らかにしていきたいと考えている。
なお、玄沙師備は個性的な禅宗の祖師として知られているが、その玄沙を育てた師である雪峰が弟子である玄沙をどのように見ていたか、玄沙の人物像についても紹介しておきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/30(木) 「一顆明珠」巻の講読(1)―「一顆明珠」の意味と玄沙師備について―
第2回 2021/10/ 7(木) 「一顆明珠」巻の講読(2)―玄沙師備の悟りの機縁―
第3回 2021/10/14(木) 「一顆明珠」巻の講読(3)―雪峰義存と玄沙師備の二つの問答―
第4回 2021/10/21(木) 「一顆明珠」巻の講読(4)―玄沙師備の志気―
第5回 2021/10/28(木) 「一顆明珠」巻の講読(5)―僧と玄沙師備との問答―
第6回 2021/11/ 4(木) 「一顆明珠」巻の講読(6)―尽十方と一顆珠―
第7回 2021/11/11(木) 「一顆明珠」巻の講読(7)―学人の会得と玄沙の道―
第8回 2021/11/18(木) 「一顆明珠」巻の講読(8)―僧の問いと玄沙の答え―
第9回 2021/11/25(木) 「一顆明珠」巻の講読(9)―髻中と頷下の明珠―
第10回 2021/12/ 2(木) 「一顆明珠」巻の講読(10)―尽十方界の功徳―

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 粟谷 良道
肩書き 駒澤大学講師
プロフィール 1953年生まれ。駒澤大学仏教学部卒、同大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所研究員、曹洞宗総合研究センター専任研究員、主任研究員を経て、2014年3月に退職。現在、駒沢大学講師、曹洞宗祗樹院住職。著作に共編『道元引用語録の研究』(春秋社)、編著『禅語録傍訳全書』第7~9巻(四季社)などがある。
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