大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・重要な2つの世界宗教の始まりのいきさつがわかる
・宗教が開祖、弟子、教団の集団的な力学の中で生まれる様子を把握する
・悟りの宗教と神の宗教の性格的な違いが理解できる

【講義概要】
西洋文化を形成したキリスト教の開祖・イエスと、日本文化と関係の深い仏教の開祖・釈迦について、どんな生涯を送ったのか、大宗教の開祖になったいきさつはどうだったのか、教えの要点、仏伝や福音書の特徴など、基本的なことを解説します。両宗教を比較しながら展望するというのが、他にない当レクチャーの特徴です。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 1(木) 仏典に探る釈迦の生涯と神話
第2回 2021/ 7/ 8(木) 釈迦の教えと後世の仏教宗派の関係
第3回 2021/ 7/15(木) 福音書に探るイエスの生涯と神話
第4回 2021/ 7/29(木) キリスト神学の歴史的位置付け
第5回 2021/ 8/ 5(木) 仏教とキリスト教――来世観はどうなっているか？

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、8月19日(木)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	中村 圭志
肩書き	宗教学者、著述家、昭和女子大学講師
プロフィール	1958年北海道生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。宗教学者・著述家・翻訳者。著書に『教養としての宗教入門』『聖書、コーラン、仏典』（中公新書）、『教養として学んでおきたい5大宗教』（マイナビ新書）、『24の「神話」からよむ宗教』（日経ビジネス人文庫）などがある。