大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・『源氏物語』を楽しく読み味わう。
・平安文学・文化への理解を深める。
・『源氏物語』の織り成す物語の特徴を知る。
・物語の読み方を身につける。

【講義概要】
本講座は『源氏物語』を丁寧に解説しながら、物語を楽しく読み味わいます。今学期は絵合巻・松風巻を講読します。初回に『源氏物語』全体についてと読みどころをご紹介し、絵合巻へと入ります。初めて『源氏物語』を読む方も、これまでご一緒に読んでいらした方も大歓迎いたします。絵合巻には華やかな絵合という遊びが繰り広げられ、松風巻には須磨流離の際に出会った明石の君との再会が切なく語られます。ぜひお楽しみください。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 7(水) イントロダクション 絵合巻へ
第2回 2021/ 7/14(水) 絵合巻を読む
第3回 2021/ 7/21(水) 絵合巻を読む
第4回 2021/ 7/28(水) 絵合巻を読む
第5回 2021/ 8/ 4(水) 松風巻を読む
第6回 2021/ 8/18(水) 松風巻を読む
第7回 2021/ 8/25(水) 松風巻を読む
第8回 2021/ 9/ 1(水) 松風巻を読む

【ご受講に際して】
◆指定テキスト以外でも、『源氏物語』絵合巻・松風巻の原文が付いてあるものであれば、そちらをお使いくださって結構です。
◆休講が発生した場合、補講日は9月8日を予定しております。

【テキスト・参考図書】
テキスト
『源氏物語（三）澪標 ― 少女』（岩波文庫）（ISBN:978-4003510179）

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	橋本 ゆかり
肩書き	東京都立大学講師
プロフィール	名古屋大学大学院修了。博士(文学)。専門は平安文学ならびにその享受。単著『源氏物語の〈記憶〉』(翰林書房)、論文に「光源氏の青海波と「袖振り」」(機関誌『物語研究』(機関誌)第17号所収)、「ジブリ映画『かぐや姫の物語』による『竹取物語』のアダプテーション」（機関誌『物語研究』第20号所収）など。