大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・藤沢周平の苦難の生涯をたどる。
・藤沢周平の小説、エッセイを、4つのテーマにあわせて精読する。
・ながく続く歴史時代小説ブームの意義をたしかめる。

【講義概要】
藤沢周平は、つねに生きる愉しみとともにあった。ゆたかな自然によりそい、すぎゆく季節を愛惜し、故郷のあざやかな記憶をいとおしむ……。もちろん、実生活においてだけではない。藤沢周平がえがくおよそ三百の物語世界にも、生きることを愉しむ人物が、つぎつぎに登場する。本講座では、「故郷」の愉しみから、「旅する」愉しみ、「人と会う」愉しみ、そして「食べて飲む」愉しみまで、それぞれエッセイ、作品、対談から選んだ三～五作品を精読する。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 1/ 9(土) 「故郷」の愉しみ
第2回 2021/ 1/16(土) 「旅する」愉しみ
第3回 2021/ 1/23(土) 「人と会う」愉しみ
第4回 2021/ 1/30(土) 「食べて飲む」愉しみ

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、2月6日(土)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

◆申込受付のご案内

名前	高橋 敏夫
肩書き	早稲田大学教授、文芸評論家
プロフィール	1952年香川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学文学部・大学院文学研究科教授。日本近現代文学研究。歴史時代小説評論でも、『藤沢周平 負を生きる物語』(集英社新書)、『藤沢周平という生き方』(PHP新書)、佐高信との長篇対談など多くの著作がある。