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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-27 / 世界史 / 学内講座コード:330319

ウィンストン・チャーチル考 Brexit(英国のEU離脱))時代の英雄崇拝(ヒロイズム)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月29日(火)~11月26日(火)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
54
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・第二次大戦期を中心に英国の生んだ宰相ウィンストン・チャーチルについて考えます。
・英国のEU離脱という激変のなか再評価されるチャーチルについて、みなさんと学んでいきたいと思います。
・過去にもチャーチルについて論じたことがありましたが、新たに資料などを整えて講義しますので、既習の方も十分得るところはあると思います。

【講義概要】
2017年、英国から宰相ウィンストン・S. チャーチルについて二つの映画がでました。いずれも第二次大戦下、ヨーロッパがナチス・ドイツに席巻されていた時代のこと。しかしその描き方は全く異なるものでした。「Churchill」はヒトラーの脅威に怯えるチャーチルを、そして「Darkest Hour」はダンケルク撤退作戦を、周りの危惧にもかかわらず強行する「雄々しい」チャーチルを登場させました。これは見方を変えれば、欧州から離脱して、これと向かい合うことで再び「光栄ある孤立」の道を歩むかのように見えるイギリス人の怖れ、期待の相異なる心情を示しているようにも見えます。しかしいずれの側に立ったとしても、チャーチルの強烈なパーソナリティに基づいて英国の戦争指導が行われたことは疑いもない事実です。2002年BBCの調査ではチャーチルはイギリスを代表する”Great Britons”の第一位に輝きました。毀誉褒貶はあるものの、われわれを離さずにはおかないチャーチルについて皆さんと考えましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/29(火) いま「チャーチル」とはなんなのか?
第2回 2019/11/ 5(火) 第二次世界大戦までのチャーチル
第3回 2019/11/12(火) 第二次世界大戦下のチャーチル
第4回 2019/11/19(火) 第二次世界大戦後のチャーチル
第5回 2019/11/26(火) 終講 「国葬」そして英雄化へ

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松園 伸
肩書き 早稲田大学教授、英国王立歴史学会正会員(FRHistS)
プロフィール 1960年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、同大学院政治学研究科修士課程修了。1990年英国リーズ大学でPhD取得。英国王立歴史学会正会員(FRHistS)。 主著に『イギリス議会政治の形成 :「最初の政党時代」を中心に』、『産業社会の発展と議会政治 : 18世紀イギリス史』(いずれも早稲田大学出版部刊)などがある。
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