講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-02 / 日本史 / 学内講座コード:330202
『日本書紀』の成立とその編纂者
- 開催日
- 10月 4日(金)~12月13日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・わが国最初の国史編纂の政治的意図を探る。
・『日本書紀』編纂の原資料として何が使用されたかを解明する。
・『日本書紀』編纂者の実態を解明する。
【講義概要】
2020年は『日本書紀』が完成して1300年目の節目の年にあたります。わが国最初の国史であるこの書は、神代から持統天皇の譲位する7世紀末までを対象とし、天皇中心的な史観に立って日本の国家の成り立ちを説いた歴史書であり、古代史の解明のための不可欠の基本史料であることは言うまでもありませんが、成立の経緯や撰述事情、編纂者の顔ぶれなど、肝心なことはほとんど何も分かっていません。今回の講座では新たな視点からこの書の謎に迫り、その性格を明らかにしていきたいと考えています。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) 『日本書紀』とその原資料(1)
第2回 2019/10/11(金) 『日本書紀』とその原資料(2)
第3回 2019/10/18(金) 『日本書紀』と渡来人(1)
第4回 2019/10/25(金) 『日本書紀』と渡来人(2)
第5回 2019/11/ 8(金) 『日本書紀』と壬申の乱(1)
第6回 2019/11/15(金) 『日本書紀』と壬申の乱(2)
第7回 2019/11/22(金) 『扶桑略記』に見える「和銅5年上奏日本紀」について
第8回 2019/11/29(金) 『日本書紀』と『藤氏家伝』上
第9回 2019/12/ 6(金) 藤原不比等と『日本書紀』
第10回 2019/12/13(金) 勝者の記録としての『日本書紀』
・わが国最初の国史編纂の政治的意図を探る。
・『日本書紀』編纂の原資料として何が使用されたかを解明する。
・『日本書紀』編纂者の実態を解明する。
【講義概要】
2020年は『日本書紀』が完成して1300年目の節目の年にあたります。わが国最初の国史であるこの書は、神代から持統天皇の譲位する7世紀末までを対象とし、天皇中心的な史観に立って日本の国家の成り立ちを説いた歴史書であり、古代史の解明のための不可欠の基本史料であることは言うまでもありませんが、成立の経緯や撰述事情、編纂者の顔ぶれなど、肝心なことはほとんど何も分かっていません。今回の講座では新たな視点からこの書の謎に迫り、その性格を明らかにしていきたいと考えています。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) 『日本書紀』とその原資料(1)
第2回 2019/10/11(金) 『日本書紀』とその原資料(2)
第3回 2019/10/18(金) 『日本書紀』と渡来人(1)
第4回 2019/10/25(金) 『日本書紀』と渡来人(2)
第5回 2019/11/ 8(金) 『日本書紀』と壬申の乱(1)
第6回 2019/11/15(金) 『日本書紀』と壬申の乱(2)
第7回 2019/11/22(金) 『扶桑略記』に見える「和銅5年上奏日本紀」について
第8回 2019/11/29(金) 『日本書紀』と『藤氏家伝』上
第9回 2019/12/ 6(金) 藤原不比等と『日本書紀』
第10回 2019/12/13(金) 勝者の記録としての『日本書紀』
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『日本古代の豪族と渡来人』(雄山閣)(ISBN:978-4639025542)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
参考図書
『日本古代の豪族と渡来人』(雄山閣)(ISBN:978-4639025542)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 加藤 謙吉 |
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肩書き | 元中央大学講師、元成城大学講師 |
プロフィール | 1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本古代豪族研究(日本古代史)。著書に『大和政権とフミヒト制』(吉川弘文館)、『ワニ氏の研究』(雄山閣)などがある。 |